まーた期間あいたよ。っていうのも、さらに別のゲームを追加してやってたからなんですが…。

 

とにかく、前回書いた通りに、Tales of Arise の感想。ネタバレはなし。どちらかというとふわっとした感想になっています。

 

まず、全体的な感想

 

目立つ粗もなく、まとまった良作といった感じでしょうか。ストーリーはバトルの味付け程度くらいにしか捉えていない私にとって、久々にストーリーパートのほうが圧倒的に長いゲームを触ったという感じがします。バトルはプレイ時間の1/4程度しかありませんでした。ストーリー見ていた時間のほうが圧倒的に長かった。しかし、ストーリーを重視していない人間にとっても、ストーリーを追うことは苦になりませんでした。キャラの設定がとにかく巧妙で、展開が気になるようにうまく作られているって感じでした。キャラの魅力に関しては、後に詳しく書きます。

 

バトルに関して

 

んー正直分からない。シリーズものとしての蓄積のあるゲームなので、どういっていいか分からない。アクション要素のあるゲームとして見た場合に、「あ、これは別格の面白さがあるな」という感じではないのだけど、シリーズものだし、こんなものなのかなぁ…なんて思います。コテコテのアクションゲームとしての遊び方には向かない作りになっていると感じますが、詰めた遊び方をしていないので、何とも言えません。まぁ、長く続いて、いろんな層にファンを持っているであろうシリーズなので、あまり尖った作りにはそもそもしていないのだと思います。RPGを触ったなぁという印象。

 

特にRPGだなぁと強く感じたのは、主人公の設定から生じる、回復行動が必須な調整になっている点ですかね。主人公は大技の発動にHPを消費する。これはストーリーともうまく絡めた設定です。戦闘中に体力が減るので、回復が必要になってきます。まぁ、最近のRPGにありがちなんですが、回復アイテムの入手は絞られており、あまり使わない、または使いどころを考えて進めてね、という調整になっています。この調整の仕方は、NPCからの購入価格がやたらと高かったり、一度に一種類15個までしか持てなかったり(DLCで緩和可能ですが)と。また、回復魔法がキーになりますが、この使用にも制限があります。回復魔法の使用コストは、パーティ全体がもつ「CP」を消費して行うため、使用回数が限られやすい仕様になっています。回復を使いまくってごり押しで勝つ!みたいな感じのゲームからは、距離を置こうという姿勢があるようにも思えますね。

 

※ 余談ですが、回復手段を絞ったJRPGとして、印象に強く残っているのは、FF13ライトニングリターンズですね。FF13-1と2は、回復手段は豊富だったので、リターンズの仕様を見たときは、「エッ? 思い切ったな、新しい」って思ったのですが、今では「ああ、よくある」と頷くようになってしまいました。慣れって怖い。

 

キャラゲーとして

 

正直、このゲームが好きになれるかどうか、キャラが決め手になると思います。主人公…いや、むしろヒロインが気に入るかどうかが、大きいかなと思います。物語の進行の軸が、間違いなくヒロインにあるので、ヒロインが気に入るかどうかが決め手になるかなと。

 

このヒロインが、とにかくよくできている。

 

このヒロインは、「呪い」を背負って、物理的に他者に「触れらない」という設定を負わされています。この「触れられない」という特異な性質から、精神的にも他人と距離を置こうとする。最初は、目的が合致しているからという理由で、主人公に同行することになります。言い換えると、ヒロインは、主人公一行を、目的を遂行するための単なる「手段」とみなしているわけなんです。しかし、物語の進行とともに次第に心を開いていくことになります。

 

以上のような、最初はツンツンした設定なのですが、殺伐とした雰囲気には決してならない。コミカルなシーンが序盤から随所に用意されていて、うまくキャラ描写のバランスが取れているんですよ。この辺、うまいなぁ、さすが長く続くシリーズと思いました。ヒロインが、自分のある点を恥じらって赤面するときの破壊力といったら…。

 

あと、このヒロインには、背筋がピンとしていて、凛とした雰囲気があります。多分ですけど、っこいいって思ってもらえるようにも、気が配られているのではないかなぁ、なんて思います。戦闘中の演出(ちょっと厨二的ではあるけど)をコマ送りして、じっくり見てみました。

 

とどめの一撃には、特殊な演出が用意されています。そこからちょっと切り抜いてみました。

 

ま、たぶん、大方の人が一番よく見るのはこれですね。背筋のハリがすごいw

 

キリっと横一文字に結んだ口元。鬼気迫る、といった感じでしょうか。テュオハリムとのとどめの一撃。

 

これ、コマによっては見えちゃマズイんじゃないかというものがしっかり見えていたりするので、切り抜きに迷いました。しかし、モーションは全体としてめっちゃかっこいいと思う。キサラとのとどめの一撃。

 

これはコマ送りして、気づいたシーン。ロウとのとどめの一撃。魔法の込められた弾丸を投げるというアクションなのですが、投げ終わった後ですね。背中で語る!みたいなコマが挟まれていたことに気づきました。これ、かっこよくないですか?w

 

と、まぁ、戦闘中の見せ方も、キャラ造形には欠かせないんだろうなぁ…なんて思いました。