アフガニスタンの混乱 | 本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒

アフガニスタンの混乱

米軍がアフガニスタンから撤退するとなった途端、撤退期限を待たずにイスラム教 スンニ派過激組織 タリバンの攻勢を受け、アフガニスタン政府が崩壊。

タリバンが首都カブールを制圧、事実上のアフガニスタンの新政府になった。(正式な政権発足はまだの様だ)

 
米国はガニ前政権がこれほどあっさり崩壊するとは考えていなかった様で、多くの米国人をはじめとした西側諸国国民とその協力者が脱出に失敗。
空港周辺に取り残され、大変な混乱になっている。
日本大使館の方々も脱出できていないと聞いているので、非常に心配だ。
 
なんで、こんなにあっさりと前政権が崩壊したのか?と言うのがよくわからないのだが、ガニ前大統領が多くの資産と一緒に真っ先に逃げ出した状況から判断するに、汚職と腐敗が進み、政府が上手くと言うより、全く機能していなかったのだろうなぁ…と思う。
まぁ米国が匙を投げたというのが真相なのだろう。
残念な事だ。
 
共産党系政権が危機に瀕した1979年に旧ソ連が侵攻し、結局1989年に撤退した時も同じ様な状態だったみたいなので、我々の考える様な行政機関が機能しない風土・文化なのかも知れない。
 
さて、これからタリバンがどの様な統治を行うのかという所が気になる。
イスラム教原理主義の偏った価値観に基づいた統治をするのだろうが、それは女性達にとっては人権を全く認められない地獄だろうし、同時にスンニ派以外のイスラム教徒にとっても不安と不満に満ちたモノになるだろう。
タリバン内部でも、今の所は穏健派と過激派が綱引きをしている様なので、どうなるかはわからない。
が、既に女性のポスターが黒く塗られたり、報道に関わる女性が解雇され、そして生存が脅かされる様な事態が起こっている。
外国人記者に協力した通訳の家族・親戚が殺害される事態も発生していて、どうも穏健でまともな政体が出来る様な気がしない…
 
 
アフガニスタンという国は、いつからこうなったのだろう?
とネットでざっと調べると、どうも1800年代のバーラクザイ朝成立以降、時の覇権国家、イギリス、ソ連、米国に内政干渉を受け、常に内乱したり、戦争したりしている。
これでは国民に教育を行い、国力を充実することも覚束ないだろう。
 
かなり気の毒だなと思う。
思うけれども、どうしたら良いのかは思いつかないのである。