■書評 平川克美『路地裏の資本主義』 角川SSC新書2014/9/10 | 本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒

■書評 平川克美『路地裏の資本主義』 角川SSC新書2014/9/10

路地裏の資本主義 (角川SSC新書)/KADOKAWA/角川マガジンズ
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平山克美の経済論というより、むしろエッセイ。
著者の過去の著作を読んでいれば、新しい考え方はない。


僕自身は、この10年くらいのポジショニング論を主流とした競争論による米国流のビジネス理論は画一的で、事業の特定の一面しか表わしていないと思うのだけれど、一方で平山の説く路地裏資本論も特定の一面だと思う。

おそらく全ての状況に対応できる経済論/経営論と言うものは無いのだろう。
事業運営は、外部環境(現状と将来)、自分が持っているリソース、そして自分の意志に基づいて展開するしかないのだろう。
視野狭窄に陥り偏った価値観に縛られ、意志決定の可能性を狭めない為には、こういう考え方もあるよ。と気軽に読むと良いのではないかと思う。