■映画 『舞妓はレディ』 2014日本
もう二週間ほど前になるのだが…
家人が観たいと言うので、周防監督の最新作『舞妓はレディ』を観た。
あまり期待していなかったのだが、かなり良い感じに出来上がった映画だった。
周防監督は『それでもボクはやってない』とか『終の信託』とかの社会派映画よりも、こういう一生懸命な青春映画を撮った方が良い様な気がする。
『ファンシイダンス』とか『シコふんじゃった』とか『Shall we ダンス?』とかね。
この映画が何よりも素晴らしいと思ったのは、妥協のないミュージカルシーン。
ちょっと洋風なので、舞妓のイメージとは違うのかもしれないけれど、日本映画屈指のそれになっている。
その上、新人の上白石萌音がそのおぼこい外観に似合わず、歌も踊りもとても達者で驚いた。
今時の歌や踊りだけでなく、台詞や演技さえもかなり怪しいアイドルを見飽きた身としては、かなり新鮮。
ボクはもうオッチャンだからファンにはならないものの、またこの子が出演するのならその映画も是非観てみたい。と思わせる逸材。
いやいや…
そう思わされた時点で、主人公を通じて舞妓の世界と映画の世界の二重構造を作り上げた周防監督の術中にしっかりはまっているのだけれど…