*i did it*
「ねぇ、六花。こんな素敵な所に連れてきてくれたのはすっごく嬉しいんだけど、あなたお金は大丈夫なの?」
メキシコのビーチリゾート都市カンクンからフェリーで一時間、
イスラ・ムヘーレス(おんなたちの島)の海岸レストランで巨大なサーモンを切りながら友人が訊いてきた。
チリからさらってきた女の子。
「さっきATMでお金をおろしてたみたいだけど…その、残りはどれくらいあるの?」
私は指を二本立てた。
ピース。
「200ドル!?もうたった200ドル?!」
「まさか」
「良かった…そうよね。じゃあ2000ドル?」
「No.20yen」
「20yen?それってドルで言うといくらなの?」
正直に答えた後の、彼女の表情!!
君のパパがカンガルー教に改宗して今日からポケットにこども入れてピョンピョン飛び回ってるぜ
なぁんて言っても、もっと落ち着いていただろうな。
リゾート地でナイフとフォークを握りしめ「なんですって!?」と叫ぶ友人。
「0.2ドルって…は!?
あなた、なにしてるのよ!!」
「リブ・レイ(ステーキの名前。肉の部位)食ってる。うまいよ。う~ん、リキッシモ
(超オイシー)」「なにがリキッシモよー!!
ああ、もう、ありがとう!!!」
彼女が笑ったので
やっとやっと腹のそこから笑ったので
帰ってきました。
疲れたので寝ます。
金を使い果たしたので明日から深夜の工場勤務です。
おやすみなさい。
みんなコメントありがとう。