松重豊さん主演のドラマ」【孤独のグルメ】を、たまたま見ていたらテレビ

居酒屋ごはんが、どうしても食べたくなったおでん右おでん真ん中おでん左

梅酒をチョット舐めただけでも、真っ赤っかになる下戸で、

前ハズも元カレも、親しい友人達も男女共にお酒とは無縁。

故に居酒屋なる場所には、ほとんど行った事がない。

 

ジム仲間のサツキちゃんは、美白の童顔には似つかわしくない、

かなりの大酒飲みで、ジムの後コンビニで缶ビールを買って、

歩き飲みで帰るツワモノ。

孤独のグルメ話をしたら、美味しいお店知ってますよ・・・と、

最寄駅からほど近い、居酒屋さんに案内してくれた。

 

今の家に住みついて、ずいぶんな年月が経つけれど、

自宅とは反対側の駅前が、スナックだの飲み屋だのが、

ひしめいている繁華街とは知らなんだ生ビール赤ワイン日本酒

雑居ビルの急な階段を上がった2階の、居酒屋の格子戸を開けると、

狭い店内は、すでにオジサンやOLさん達で盛り上がり状態。

 

サツキちゃんが予約してくれたので、カウンター席に座り、

サラリーマンに挟まれ、多いに飲み多いに食べる。

サツキちゃんの飲みっぷり、豪快でカッコイイ。

「サツキちゃん、飲んで寝ちゃわないでよ・・・」

サツキちゃんは眠り姫で、ジムでもレッスンの合間に、

ヨガでラストポースの【シャバーサ】でも、本気眠りをしたりする。

 

「ワタシ、どこでもすぐ寝ちゃうんです・・・

 電車でも爆睡しちゃうの・・・」

「ワタシは電車では絶対眠らない、ユラユラ船漕いだらカッコ悪いもん。

 それに・・・隣の人が爆睡してもたれかかってくるの、ホント迷惑ムキー

文句を言う私の顔をしっかり見て、サツキちゃんは、キッパリ言い放った。

 

「隣の人にもたれかるなんて、電車眠りする資格ないです・・・

 ワタシは微動だにしませんから・・・・」

「そっそうなんだ・・・」

サツキちゃんの気迫に、思わずのけぞってしまった。

「ワタシは、真っすぐな姿勢くずさないでバクスイします・・・」

 

サツキちゃんはやっぱり、スリーピングビューティ、

眠れる居酒屋の美女、そして・・・

眠れるジムの美女、眠れる電車の美女だお母さんキラキラ付けまつげ

 

 

☆彡今夜の独り言

 

居酒屋ごはんを堪能した後は、冷たいパッションフルーツテイーで、

サツキちゃんは酔い覚まし、私は胃袋スッキリジュースチョキ