連休中のハンパない渋滞や、人混みを伝えるテレビ画面を見ていると
頭がくらくらして、息苦しさを感じてしまう。
この混雑を耐えれば、楽しい場面が待っているもんねぇ・・・と、
思う心のゆとりも体力もないから、友人との約束事は連休明けに設定。
ひたすら引きこもりで、読書三昧のマイ・ゴールデンウィーク📚
やっぱりバアサンになったんだ・・・と渋々加齢を認めるワタシ
読書の合間に、伝言があるのでヨーコ先輩に電話をしてみた
いつものように留守電に違いないと思っていたら、
「もしもしぃ・・・」と意外にも元気な声が響いた
ヨーコ先輩はJALの47期、化石のヒトケタに続く、
神話のフタケタの元CA✈で、
面倒臭いから結婚はしないを貫いた、
ハンパない面倒臭がり屋の変わり者。
お行儀のいい優等生じゃない、
ぶっ飛んだ講師を育てたい・・・との理由で、
人材派遣会社の面談を受けに来た私に、声をかけてくれた。
今は懐かしい、元スチュワーデスが教える接遇マナー全盛時代。
思いもかけずマナー講師となり、バシバシ稼げたのは、
ヨーコさんのおかげだし、変人キャラの彼女とは妙に風が合う。
「へっ、ヨーコさんが出たぁ。絶対留守電だと思ってた・・・」
「で、油断したでしょ。言葉が出なかったもんねっ・・・」
「ヨーコさん、電話を取るのも面倒臭い人だから・・・」
「たまたまスマホが側にあったし、気の迷いで出たみたい・・・」
相変わらずのヨーコ節。
要件を伝えた後、2年ぶりのおしゃべりが始まった。
「ヨーコさんいくつになったんでしたっけ・・・・」
「7475どっちかだと思うけど・・・・」
やっぱりヨーコさんは,チョット変でおもしろい。
ごはん食べるの面倒臭いから、スーパーで買った袋菓子がいい
コーヒーは粉のインスタント、紅茶も日本茶もティーバッグ
だって急須やポット洗うの面倒臭い、旅行なんてもっての他
そんなヨーコさんが、よく7年間も飛んでいたもんだと不思議だが、
仕事だと割り切れてしまうのだそうだ。
飛び職を辞めた後は、ずっと経理のデスクワークをやっていたが、
なっなんと、今は保育園で子供の世話をしているという。
「歩いて7分だし、毎日だけど3時間だけだし・・・
同じオムツ替えるのも、老人ホームより保育園の方がいいし・・・」
「確かに・・・子供はいい【気】を持っているしねっ・・・
お年寄りは【気】を奪っていくって言うから・・・・」
「はい、その通りでゴザイマスよ・・・
バアサンがバアサンのオムツ替えるの、イヤでしょお互いに・・・」
「ロウロウ介護…う~ん確かに・・・」
究極の面倒臭がり屋のヨーコさんは、けっこう楽しそうだった。
☆彡今夜の独り言
【子供の日】に菖蒲湯に入ると運気が上がると聞いて、5日はいつもより長湯でゆっ~くり