私は年下の友人がわりと多いけれど、この度は大幅な年下ふたりと、
ごはんを食べた
田園調布の駅前、住宅街の端にあるこじゃれたイタリアンのお店を、
見つけてくれたのは、来月早々に夫の海外赴任でロンドンに旅立つSちゃん。
もう一人のKちゃんと共に、20年前に一緒に働いていた年の離れた同僚だ
私がショールームコンシェルジェとして、週末の3日間勤務していた当時は、
マナー研修花盛りで、講師と2足のわらじで活動していた。
Sちゃんは大学を卒業したばかりの新卒、Kちゃん転職組の25才、
ふたり共事務所勤務だったが、私を慕ってくれて本当に可愛かった。
年賀状のやり取りだけのお付き合いだったので、まさに感動の再会
彼女達のお母さんの方が、私とずっと年が近いのに、
話は多いに盛り上がり、食べて笑って本当に楽しい時間だった
同級生とのごはん会だと、ヤレどこが痛いの痒いの、
どこぞの病院がいい、よくない・・・
などの病気や薬の話題になる事が多い。
まだ子育て中の若いふたりの、ママ友との付き合い話など、
ふ~ん、そうなんだ・・・と私には、新鮮で興味深い内容だった。
帰路でレターパックを買うために、自宅近くの郵便局に立ち寄ったら、
80代のオバアサンが、貯金の窓口で通帳を見せながら質問をしていた。
郵便の受付け窓口が混んでいたので、順番待ちをしていると、
オバアサンとスタッフとのやり取りが、自然と耳に入ってくる。
「あのね、今度郵便貯金の利子が上がったでしょ・・・・
私のこの貯金、上がった方の利子にしてもらいたのよ・・・」
ハリのある大きな声で話すオバアサン、おつむもしっかりしているわぁ、
感心してしまった。
負けそう・・・・
「お得な保険があるのですが、いかがですか・・・・・」
「保険はいいわ、だってワタシ80過ぎているから、
いつまで生きていられるか・・・・」
「ご家族やお子様が受け取る事もできますよ・・・」
窓口のオネエサンは、あくまでもやさしく、
しかしビジネスライクで保険を売り込む。
「いいえ、子供達には残したくないの、
ぜ~んぶ使っちゃいたいの、自分のためにね・・・」
ビシッと言い切ったオバアサン。
Ohいいぞ、そうだそうだ・・・と、
たくましいオバアサンの背中に向かって、そっと拍手を送った👏
私の順番がきたので、レターパックを手に郵便局を出たので、
その後の流れを見届ける事はできなかった。
それぞれ中学生と高校生の娘と息子を持つ、子育てママふたりは、
我が子への愛おしさを、いっぱい語ってくれた。
貯金を子供達には残したくないと、言い放ったオバアサン。
とてもとても、濃い1日でありました。
☆彡今夜の独り言
冷凍しておいたひき肉で作った煮込みハンバーグをのせたパスタランチ
翌日はお弁当と連チャンハンバーグ