ひとり外食は得意だけれど、ひとり焼肉だけはちょっと違うかな・・・
と思って、ジム仲間のサツキちゃんに声をかけてみた。
サツキちゃんは歯科衛生士さんで、バツイチの50才だけど、
抜けるような白肌の童顔美人で、10才は若く見える。
とにかく性格がよくて、いつもニコニコしている
誰とでも気軽に話すから、インストラクターやレッスン仲間達、
皆からイジラレて愛される、アイドル的存在
ジム仲間とは、プライベートでは付き合わない主義だけれど、
サツキちゃんとはLINEを開通し、美容グッズをプレゼントしたり、
たまにランチをごちそうしている。。
焼肉夕飯にも、二つ返事で付き合ってくれた
私は浜っ子だけど、中学からずっと都内に通学していたので、
友人は全員都民だから、会うのも都内がほとんど。
帰宅時間を気にしないでいい、地元での会食はこの上なく快適だ。
最寄り駅からほど近い焼肉店を、教えてくれたのもサツキちゃん。
童顔には不似合いな位に、酒豪のサツキちゃんは、
生ビールのジョッキをグビグビと、豪快な飲みっぷり
飲みながら、せっせとお肉を焼いてくれる。
「サムギョプサルは、脂がスゴイから焦げる位にして、
葉っぱを巻いて、ごま油を付けるのが好き・・・」
私のお皿にも肉をのせてくれながら、
よく飲んで食べて、陽気ににおしゃべりをする
ごはん会や飲み会に、お声がかかるわけだわね。
「ワタシねぇ、若い頃から絶対カレシがいると思われるんです・・・
それでもいいから時々デートしてよ、オレも彼女いるから、
そんなんばっかりでした・・・」
「カレはいませんよって、言わないのサツキちゃん・・・」
「言っても信じないんですぅ、それで1,2年付き合って、
結局その人は彼女と結婚しちゃうんです。そんなケースの連続・・・」
あまり凝りてはいないようで、地声の甘ったれボイスで恋バナを語る。
「2年近くも付き合ってて、他のヒトと結婚しちゃうのってナニそれ
・・・」
「ですよねぇ・・・ワタシ、オバカさんだから・・・
一応結婚したけど、別れちゃったし。アハハハ・・・・」
屈託なく自虐ネタで無邪気に笑う彼女は、本当にオバカ系のカワイ過ぎ。
これはオトコはたまらんわ・・・と思う。
サツキちゃんはモテ女子なのか、都合のいい女なのか・・・
モテるオンナと都合のいいオンナ、その境目ってなんだろ？
いずれにしても、おいしくて楽しかった焼肉夕飯で、
サツキちゃんは、明るくて無邪気な可愛いオバサンだった。
☆彡今夜の独り言
すべておいしかったけれど、自家製キムチは絶品で悶絶する旨さ。
価格もリーズナブルでスタッフの好感度もバッチリだった京城苑
シメはスタバで柚子ティーで胃袋サッパリ