幸福度チェック&「リンパ浮腫・リンパドレナージ」 | 免疫力を上げるブログ

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ガン治療コーディネーターヒデチャンの日記 免疫療法を中心としたガン治療のコーディネータをやっています。免疫力強化のサプリも紹介しています。

こんにちは、


昨日のテレビ番組「未来世紀ジパング」の中で、ブータンの幸福度チェックが5年ぶりに行われているそうです。


今貴方の幸福度は10点満点で何点ですかとの問いに「5点」と答えておりました。しかし貴方の最高度の幸福度は何点ですかとの問いにも「5点」と答えておりました。

何故ですかの問いに「10点満点」の幸福度なんて無い!
今の暮らしで十分に幸福だと答えておりました。
仏教思想の中の「知足」。足を知る。今を生きています。


日本でもつい50年前、、私が成人式の頃は、日本人は、足を知るで生活していました。戦後の高度成長時代に育ち、子育てをしてきた私たちが、子供たちにその大切さを教えてこなかったことを痛切に反省しています。


ガン患者さんとのセカンドオピニオンで感じることは、ガンになって失うものに対してはその恐怖心で関心がありますが、今ご自身が持っている、家族、環境、教育、仕事、大切なコミュニティetc、すべてに再度ご確認されて、これからの治療に対する態度を決める、「知足」を基準に置かれてみてはいかがでしょうか。そういえば昔「知知」と言う雑誌がありましたね。


膵臓がんでリンパ液が流れずにむくみが発生することが紹介されていましたが、乳がん・子宮がん・卵巣がん等の女性のガンに対するリンパドレナージだけではないことがありましたので「リンパマッサージ」についての情報をお伝えします。


気になる病気「リンパ浮腫」鳥越俊太郎医療の現場23.2.19放映


[リンパ浮腫]

太くむくんでしまった「腕や脚」中高年の女性に多い 推定患者数:15万人。
その約90%の患者がガン治療によって発症。

症状:だるい・思い・動きづらい


がんを克服しても尚闘わなければならない「リンパ浮腫」
これまで明確な治療法がないと言われていたがしかしリンパ浮腫に新しい治療法「リンパドレナージ」が登場。


リハビリテーションの担当医師は、

これまで命を助けることが非常に大事で、そこばかりに目が行っていて、その後のケアに目が向いていなかった。

今リンパドレナージと呼ばれる治療法が注目されている。
ドイツで始まったこの治療法。それはどのような方法なんでしょうか?


担当医:東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座 安保 雅博教授


Q.原因は?


A.リンパ液が溜まってしまう。溜まって起こるのがリンパ浮腫。

一番多いのがリンパ節・リンパ管に障害を受けてむくんでしまう人が一番多い。

私たちの体内には、血管と同じように全身に張り巡らされているリンパ管があります。
その中には絶えずリンパ液が流れ、血液によって運ばれたタンパク質を吸収し、運ぶ役割をしています。


[リンパ液]とは


死んだ細胞や血球などの老廃物を運ぶ。
正常な場合は左・右淀みなく流れていますが異常が起こるとこの流れが淀み、むくみが生じているのが判ります。(右下肢に発症)これがリンパ浮腫です。


[リンパ浮腫の原因]


一次性:先天的な何らかの異常
二次性:乳ガン・シ球ガンなどの治療によるもの


[症例1.]小山恵子さん(59才)

17年前、乳ガンを発症し、乳房の一部とリンパ節切除。
6年前からリンパ浮腫に悩まされている。

症状は、動きづらい・だるい・重い 腕が太くならなくなるまで判らなかった。

腕がむくみ、これまであった洋服が着られなくなった。
次第に痛みにも悩まされる様になった。

こんな時、恵子さんに行われる様になったのが新しい治療法。

リンパドレナージ。ドイツで始まった治療法


高い専門知識を持つスタッフが全身をくまなくマッサージし、よどんだリンパ液の流れを改善します。

更に患部には、バンテージやサポーターなどを巻き,適度に圧迫しながらリンパ液の流れを促します。

[リンパドレナージ]


淀んだリンパの流れを促す施術法。
マッサージをすることでリンパ液の流れを活発にする。


患者の感想

重かったのとだるかったのが無くなった。
腕の硬さがやわらかくなったので手を動かしやすい。
以前着られなかった洋服も全部ではないが着られる物が出て来た。


まとめ

リンパドレナージで症状が大きく改善された多くの患者達が辛い症状を和らげています。

リンパ浮腫 → 早期治療で症状改善


<ヒデちゃんのコメント>

以前にリンパ浮腫のセルフマッサージをご紹介致しましたが、
リンパドレナージの資格を持つ看護師さんが数多く輩出され、地域格差、地方格差がない様になって頂ければとても嬉しいです。


まだまだ日本のがん医療の現場では、リハビリ担当医が説明しています様に、病気ばかり診て病人を診ることに気持ちが向いていません。


緩和ケアに携わる医療従事者の方が増えるとガン治療対策にも変化が出てくると思うのですが。
でも今の医療制度では難しいかも。


映像をご覧になりたい方はご連絡下さい。

<完>