就業間際、会社のテラスに出てみると月が見えました。

夜と呼ぶには少し早い時間。

黄昏、とでもいいましょうか。

黄昏は
誰そ彼
つまり、誰か顔がはっきりとはわからない明るさと暗さの入り混じる時間帯です。

太陽の光にさらされていた時には見えていたものが見えづらくなってくる。

一枚一枚がくっきりしていた木々の葉が大きな一つの影になり、変わりに風の音や空気の匂いが強く感じられる。

はしゃいだ1日が終わるのを見送る時はちょっと淋しいけれど、昼間よりちょっと近づいて、それが自然な距離になる黄昏時は好きです。