一般の方から相談がありました。
そこは以前から
野犬が群れを作っていて
定期的に子犬が生まれている地区でした。
用水路の中に
生まれて間もない子犬と母犬が。
GWとコロナの影響で企業等が休みだった為
用水路はカラカラに乾いていましたが、
近所の方の話では
「いつ水が流れてきてもおかしくない」と。
もし水が流れたら…
お母さんはともかく幼い子犬は逃げられない。
また、用水路の母子犬を見に
何度も人が訪れているので、
場所を移動する可能性がありました。
付近は交通量も多く
他の動物も姿を出す場所...
迷いに迷いましたが
子犬2頭、緊急保護しました。
母犬も何とか捕獲しようとしたものの、
野犬の子はどの子もとても賢く警戒心が強い。
気配を察して近づくことすらできない…
捕獲することはできませんでした
保護した当時、子犬2頭は生後10日ほど。
まだ目も開いていませんでした。
waK名
平太
waK名
萌
捕獲できなかったお母さん、お父さんの分まで
頑張って育て、幸せに繋ぎたいと思います。
よろしくネ。
(萌ちゃん、目が開きました)
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さて…時を同じくして、
これも一般の方からの相談。
子猫が庭にいて、
弱ってるみたいだけどよく分からない。
心配だけどどうしたら良いのか…
見に行ってみると
エアコンの室外機の裏に母猫とおぼしき成猫と
子猫がおり、
子猫だけは捕獲することができましたが…
成猫は危険を察知したのか、
翌日にはいなくなってしまい…
何日待てども戻って来ず。
捕獲することはできませんでした…
捕獲してあげられず
ごめんね
子猫は
waK名
トラウテ
(やる気まんまんでシャー言うてますが
現在はゴロゴロ)
近々デビュー予定です
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悔しいご報告ばかりではありません。
ダンスシリーズ子猫の保護主の方と共に
捕獲作戦を実行していた
ダンスシリーズのお母さん猫
無事に捕獲できましたー
保護主さん、
お迎えできるまでの間、
慎重にお世話をして繋いでくれました。
こちらに移動してからは、警戒しつつも、
ご飯を食べおトイレもできています。
攻撃性はありません。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
そんなサビ母さん、
不妊手術に連れて行ったところ…
なんと…
既に新しい子を妊娠していました
ダンスシリーズに授乳しながら妊娠...
が、産める大きさではなく
そのまま不妊手術となりました
子犬や子猫を保護するなら
その親まで捕まえないと、
その場しのぎにしかならない。
サビ猫母さんの妊娠の早さからも分かるように
どれだけ必死に保護や譲渡をしても
犬猫の繁殖力には到底敵いませんし、
成犬成猫は捕獲するのも難しい。
どんどん繁殖して
辛い思いをする子が増えてしまいます。
『不妊去勢手術』
“繁殖制限”
の大切さ
みんなに分かって欲しい
waKwaKsunの力は小さく、
歯痒いことも多いですが
同じように悩み、ご相談してくれた方には、
こちらも出来る限りアドバイスして動きたい。
そうすることで、少しずつでも、
適正飼育の大切さが広まり、
将来的な殺処分の減少に繋がると信じています。
どうか、ボランティアだけでなく、
県民みんなで、
犬猫の殺処分の減少に取り組める県
になって欲しい…
心から願います。