3月3日。
ひな祭りですね。
私にとっての3月3日は3年前に母が階段から落ちて入院してそのまま退院出来なくなった日となりました。
3年前、1人で晩御飯を食べてる時に鳴った家の固定電話。
てっきり、母からの電話で「お雛祭りやけど、どうせまたちらし寿司も作ってないんでしょー!」という、笑いながらの電話だと思って出たら父からの電話ですぐに非常事態だと察したのを覚えています。
実は、ちらし寿司、作った事無かったんですよね。
うちは男の子2人だし、具を炊いて酢飯に混ぜるとか、面倒くさくて。
今年はなんだか、ちらし寿司を作ってみたくて頑張ってみました。
今日は仕事だったので昨日から具を炊いたりして下準備。
今朝は仕事に行く前に卵焼いて酢飯作ってと、やっぱり手間がかかったわ。
母はちらし寿司、酢の物、蛤のお吸い物、茶碗蒸しといろいろ用意してくれたけど、私は前もって炊いておいた小松菜、酢の物、蛤は国産のが売ってなかったので普通にお味噌汁。
どうしても思い出せなかったのが、母の作るちらし寿司にごぼうが入っていたのかどうか。確か入ってた気がするんだけどな。食いしん坊のうそ太郎に聞いたらわかるかな?と思ったけどめんどくさくて聞かなかった。
あと、母のちらし寿司はトッピングに錦糸卵と絹さやと、干し椎茸を濃ゆい目に炊いたのが乗っていましたが、それもうっかり忘れて、干し椎茸を全て具として煮てしまった。
ま、それでも何とか形になりました。
寿司酢も母はちゃんと自分で合わせてましたが、私はめんどくさくて調合されたものを使用。
そう、それに、手作りのガリ。
新生姜が出たら毎年瓶にいっぱい漬けていました。
味はね、母の味には敵わない!
改めて、母はスーパー主婦だったと実感しました。
母が救急車で運ばれたと聞いて駆けつけた実家では、あとは盛り付けるだけのちらし寿司が作られていました。
まさか、それが最後の母の手料理になるとは思ってもみなかったな。
決して裕福な家では無かったけど、こうやって毎年お雛祭りに雛人形を飾ってもらって、ケーキまで買ってくれて、美味しいお料理を作ってくれて、両親には本当に感謝の思いしかありません。
この雛人形、屋根裏に置いたままなので、来年はおだいり様とお雛様だけでも飾ろうかな?
このケーキは大安だった今日、実は車の納車だったので、ひな祭りと納車のお祝いを兼ねて購入。
1年間、自治会の班長したら千円の商品券貰ったのでそれで買いました😊
ちょうど良かった。
そんな3月3日です。