カランダッシュ、恐るべし

アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。
これではボールペンを持って行っても役に立たない。
NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、幾歳月と100万ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した！！<strong>
アメリカ、フィッシャー社が作り上げたAG-7タイプ

一方ロシアは鉛筆を使った。
ロシア語で鉛筆をカランダッシュと云います。しかし、スイスのCARAND`ACHEは鉛筆よりも高級装飾品の代名詞ですね。
スイス、カランダッシュ社のスイスフラッグペンシル

ボールペン、鉛筆どちらも簡単に手に入りますが、ロシアが宇宙開発競争さなかでも
頑なに鉛筆に拘った・・・。
如何にもクラフトマンシップたるカランダッシュに敬意を表して。。。