THE PHANTOM OF THE OPERA
『オペラ座の怪人』物語は、もうご存じですよね!
日本では、劇団「四季」のミュージカルでもお馴染みですね。このフィギユアは1925年に制作された映画のファントム(フランスが舞台ですからモンスターとは呼びませんが)です。
今までに掲載したフィギユアでは、一番古い年代のモデルとなりますね。80年以上も前の特殊メイク…その技術には感嘆するばかりです。 これもサイズは1/6でして、造形の素晴らしさに惹かれ、手に入れたものです。モノクロ映画のものをカラーリングすると、凄みが違って見えますね。
俳優は“千の顔を持つ男”と呼ばれた、ロン・チャイニーJrでして、先に掲載したウルフマンも彼の特殊メイクされたものです。下のスチールが素顔ですから、如何に変貌しているかが窺えますよね
ユニバーサルクラシックモンスターの有名キャラクターには他に、ギルマン(半魚人)、メタルナミュータントなどがありますが、特殊メイクというよりは、もうクリーチャーに近く、誰が演じようが
判りませんので、敢えて制作はしませんでした。 私は映画も好きですが、自分の生まれる以前にこのような特殊メイクが有ったということに興味を持ち、その演技者とメイクアップアーティストに執着しました。ですから、フィギユアも忠実でなければなりません。
そして、あたかも自分が、メイクするが如く塗り分けしたかった…これが本音ですね