キプロス共和国は、北と南に分断された国なの。
韓国と北朝鮮みたいにね。
悲しい歴史。
タカラの島を取り合う人間達・・
今も昔も変わらないのね・・
この島には、
北にトルコ系民族(島の北部約37%)
南にギリシャ系民族
が住んでいて、
首都のニコシアにそのボーダーラインがある。
(通称グリーンライン)
キプロス戦争が勃発したのは1974年の事。←けっこう最近。
現在は、南北が争う事も無く、落ち着いた生活を取り戻している。
ただ、北キプロス・トルコ共和国は、残念ながら国家として世界に認められていない。
要は、トルコが勝手に「ここトルコだからね~」って名乗ってるってこと。
そして一般的に「キプロス」と言ったら、
首都ニコシアを含めた南部を指す。
南北の行き来は、パスポートさえあれば
簡単にできるようになている。
しかし、少し気をつけなかればならない。
だって北部は、「世界の認めない、得体の知れない国」だから。
何か怖い事でも起きたら大変だ。
さて、北部にも美しい山と海がある。
(島国だから~、あたりまえか!)
車でグリーンラインを渡り、
少し北部の観光をした。
グリーンラインを渡ってすぐの一本道。ここはトルコ。
山に大きく作られたトルコの国旗
綺麗な海
山頂にあるのは~~
トルコの国旗と、誰か偉い人のモニュメント・・・
結果
南部と北部の貧富の差はある。
建築物にしても、街並みにしても、
通貨にしてもね(北部はトルコリラ。南部はユーロ)
多少の観光は安心してできるという印象
人も、悪くない感じ。
でも何が悲しいって、
戦争の傷跡らしいものがまだ見受けられるの。
崩壊した建物とか。
予算の無い国は、こういうのも放置なのかな。
現実。
この小さなタカラの島国で起きた現実。
また一つ、お勉強になりました。