change one's job
一去年の1月末、女性が、こんな話をしていました。
「今、派遣社員として事務の仕事をしています。
今の仕事には不満はないのですが、3月で派遣の契約が
終わってしまうのです。
その先のことは、まだ何も決まっていません。
先が見えないことが不安で、日が経つごとに心に重荷に
なってくる感じがするのです。・・・」
その不安の感覚、よくわかるなぁと思いました。
確かに先が見えなくて不安になる時って、あります。
私も「この先どうなってしまうのだろう?」
ここ数年は、何をしていてもそんな気持ちが心にのしかかって、
心の底から気分が晴れたことがありませんでした。
何人かで一緒に喋っているときは比較的大丈夫でいられるのです。
でも、一人になるとなぜか気分が落ち込んだり、夜中に目が覚めると
憂鬱な気持ちになっていたり・・・
そんな状態が何年か続いておりました。
もしかしたら、漠然とした不安を抱えていくことは、一生続くのかな、
とも思っていました。
それが人生で払うべき、代償なのかなと。
でも、ある時それが無くなりました。
何で無くなったのかというと、おそらく次の3つ理由じゃないかなと
思います。
1つ目は、自分が目指すべき将来の姿がマインドマップでクリアになったこと。
2つ目は、明日はどうなるかわからないけど、今は自分でコントロールできる
ことがわかり、今に集中するようになったこと。
3つ目は、今やることに集中して忙しくなり、不安を感じているヒマが無くなったこと(笑)。
今まで澱のように心に抱えていた不安が無くなり、心の底から気分が晴れる
ようになったときは、本当に嬉しかった
冒頭の3月で派遣契約が切れる女性に、私はこんな話をしました。
「今はお仕事をしていて、4月からは別の仕事になるかもしれない
のですよね。
今はせっかく仕事をしているわけですから、今の現場で吸収できること
を十二分に学んで、最後だと思ってやれることをやり尽くしてみては、いかが
でしょう?好きでやれた仕事を喜んでやりきろうと思いましょう
今やっていることを片手間にして転職活動をするよりも、今やるべきことに
全力で取り組んでみてはいかがでしょう。
4月以降のことが不安な気持ちはわかりますが、将来のために今をおろそかに
すると、きっと将来もおろそかになりますよ。」
その時は、それで終わりこれは言い過ぎたかもしれないとちょっぴり反省をしておりました。
転職活動は一旦置いておいて、今まで以上に上司から学び、そして引き継ぎ社員の方へ丁寧に教えていくこと
コミュニケーションをたくさんとることに注力し、120%の笑顔を心がけたとのこと。
そうしたところ、最終日を迎えた時には
上司や仲良くしていただいた従業員に、
「またぜひうちの会社に来ませんか?」
「今は内部統制でやむ負えないため残念です。」
と声をかけられたそうです。
その後派遣先が変わり時が過ぎていきました。
しかし、その言葉をずっと約束してくれていたことが起こりました。
正社員としての採用ではないが契約社員として、今必要としているので助けていただけないかとお話をいただきました。
離れた後もし入社後、やはり大したことがなかった。となればそのプッシュした方の信用に関わる問題になります。
そんな日がきたら申し訳ないと思い日ごろから、スキルや情報を集めて正社員の皆さんの考え方にならって陰で努力をしてきていました。
その女性は、もう話がかからないかもしれないことは、気にしませんでした。
「ただ今を大切にすること、未来を捨てないであきらめないこと。」
長い人生の中では、未来のために心が落ち着かない時期もあると思います。
そんな時だからこそ、未来のために、そして今のために、今日一日に全力を尽くしてみませんか?
彼女は3月から転職するそうです。
次回:空気を読むより時代を読む