空?
余裕がないと見上げないなぁ。
いつもそこにあるから見上げないなぁ。
ある朝、家族を駅まで送った時に
ふと目をやると虹が。
しかも電線に同化して。笑
ときに空は、励まし、答えをくれる時がある。
母が大切な手術を明日に控えた
あの日の夕暮れ。
オレンジピンクの
呼吸できないくらい美しい空だった。
母の手術は成功し、病理検査の結果、
ステージ3だった肺がんがステージ2になった。
そしてその10年後に母が旅立った
あの日の夕暮れ。
父と弟と私の3人で見たあの空は
一生忘れない。
私たちの強烈な悲しみと まさに今、
旅立とうとしている母を受け止めてくれる
頼もしい夕陽だった。
この低い虹は、たまには空を見てね
って言いたかったのかな〜なんつって〜笑