この世で
最後に食したいものの
ひとつ
生牡蠣




小学校の時
祖父の影響で
牡蠣フライを食べ始める。

なぜ食べようと思ったかというと
祖父があまりにも
おいしそうに食べるから。

肉より魚だ!!
と言う祖父の日本酒の肴は魚。
鮭、鯵、ほっけ、つぼ鯛、さんま、、、
数知れず。

土日になると
家族総出で
車で片道1時間以上かけて
港へ行って魚貝を
買う始末。

年末はお歳暮で
北海道の親戚から
紅鮭3尾と蟹、
東北宮城の親戚からは
生牡蠣

箱いっぱい。
 

冷蔵庫はあふれかえり
紅鮭は焼く形にベストな状態にカットされ

冷凍庫に入れる。
もったいない。

親戚から祖父母への感謝を

形や物でいただける事に
ありがたさを感じる。


発泡スチロールの箱に
敷き詰められるように並んでいる

殻付きの牡蠣
すでに殻から外されて

海水とともに密封されて入っている

むき身の牡蠣

海水とともに密封されたむき身の牡蠣は
日も経っているので
(と言っても1~2日)
すぐさま

カキフライになる。
大小の牡蠣が
衣をまとって、

油を潜り抜けて、
黄金の輝きを身にまとって
千切りキャベツの上へ。


おいしいに決まっている!!
美味しいに決まっている!!



殻付きの牡蠣は
高校になって初めて口に入れた。
それまで、

なぜか、
食べなかった。。。
食べれなかった。。。
食べさせてもらえなかった。。。
どれが正解でしょう?

殻が割りやすいように
一か所、

5mmほどの穴が開いている。
その穴に包丁の角を押し込むと

簡単に開く。
大ぶりの牡蠣の身に
半分に切ったレモンを

片手で握りつぶしながら大胆に絞る。
レモン汁は多いぐらいが丁度いい。

大ぶりすぎる牡蠣は
一口では入らないけれど
そこは無理やり押し込む。

口の中は

牡蠣いっぱい
噛もうとしても動かせないほど
口の中には

牡蠣いっぱい

こんなに幸せな時間は
他にない。

 

 

神田高架下にある

立ち飲み、牡蠣が有名なお店。

ぜひ。

 

牡蠣鉄 神田店

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13229012/