バクチク現象 「BUCK-TICKはずっと5人です」
行ってきました。
前夜に夜中まで掛かってネイルを仕上げ、起きたら素晴らしい冬晴れで、新しいスタートにふさわしい白のファーニットを下して武道館に向かいました。
怖いけど観たい、観たいけど怖い、という経験したことがない気持ちで武道館に到着。
お友達にご挨拶したのですが、思ったより元気そうで安心しました。
「異空」箱ツアーのツアトラが来てくれていました。
今までにない緊張感で席に着きました。
2階席南(ステージど正面)の2列目という素晴らしいお席で、1列目(恐らく関係者)は皆座って観るので、素晴らしく視界良好で嫌がおうにもすべてを見届けられる場所でした。
「さあ、始めようぜBUCK-TICKだ」という今井さんの力強い第一声で、もうダメだった
1曲目は、私の大大大好きな、とても久しぶりに聴く「疾風のブレードランナー」。
あっちゃんの声がするのに、ステージ中央に照明が注いでいるのに、皆があっちゃんを呼んでいるのに、あっちゃんがいない・・・。
とても現実を突きつけられたようで、涙が止まらず、隣りの旦那も見たことのない号泣・・・。
でも、悲壮感などなく突き進んでいくライブ。
本当に凄かった・・・。
ユータが、85年に初めてライブをした時からのことを話し始めて、話しながら我慢出来ずに泣いていて、私もオイオイ泣く声を止められなかった。
だけど、「BUCK-TICKはずっと5人です」と力強く言ってくれたことがすべてだった。
本当に嬉しかった。
アニィが「BUCK-TICKは継続させて頂きます」と言ってくれ、ヒデが「不安だったよね。これからもパレードは5人で続けます」と言ってくれた。
そして、今井さんが「あっちゃんが死んだのは悪いことじゃない。悲しんでもいいけど苦しまないで。死んだことより生きたことを大事にして。覚悟して下さい。そのうち3人になり、2人なります。最後の1人になっても続けます」的なことを言ってくれて、「ああ、BUCK-TICKは永久にこの5人だ」と確認出来た。
あっちゃんに一番近いところにいた今井さんが「死」という単語を普通に出したことで、皆どこか救われたんじゃないかなと。
最後の「New World」は、この日に相応しい素晴らしいオーラスだった。
ステージを去っていくメンバー一人一人の表情に、強い決意を感じた。
本当にどうなるのかと思ったけれど、「これからもBUCK-TICKは5人でずっと続いていく」という強い決意を感じた凄いライブだった。
終演後、会場に掛かる「悪の華」で踊りまくっていた皆(私も)、最高~
皆の表情も、とってもスッキリしていたように思う。
私も、どこか現実感がなくて思いきり泣けなかったことが、とても吹っ切れた感じでスッキリした
お陰で、「BUCK-TICKある限り、ずっとついていく」と腹を括ることが出来た。
凄く怖かったけど、本当に行ってよかった
思えばBUCK-TICKが私の期待を裏切ったことはないし、信じて良かった。
皆が前に進む為のライブを、本当によく開催してくれたと思う。
そして、終演後は寿司屋に移動し、今井さんが言ったみたいに、あっちゃんの話をしながら呑んだ。
そして、翌日は、銀座で夫婦忘年会。
贅沢に、3大蟹と虎河豚コース
今年は、本当に激動の一年でした。
例年にも増して旅行しまくり、より深く自分と向き合うことで大分本音で生きられる自分に変わり、阪神が日本一になり、愛する人も逝ってしまった。
来年は、日本は本当に正念場ですね。
パンデミック条約とか改憲とか、日本人皆で踏ん張って避けないと本当に日本がなくなるし、戦争出来る国になってしまったらあっちゃんが悲しむ世界まっしぐらです。
今年も、つたないブログを読んで下さって有難うございました。
2023年もあと数分で終わりますが、来年が皆にとって素晴らしい年になりますように。
いえ、必ず素晴らしい年にしましょう