腰痛悪化で昨日は1日家にいた。休業。
家事をするにも不自由だし、思い切って何もしなかった。
こんな日はDVD鑑賞だね。
「パフューム」と「さくらん」を一気に観た。



「パフューム」は18世紀のフランスが舞台。
類まれなる嗅覚を持った主人公が、究極の香水を作るストーリー。
女性の体臭を冷浸法で採取するんだけど、そのために殺人を繰り返すことに。
いろんな精油や水蒸気蒸留法の装置など、アロマ関係者ならなじみのあるものがたくさんあって、なんだか作品を身近に感じられた。



「さくらん」は蜷川実花の作品。
写真集は何冊か見たことがある。
映画も写真集同様、やっぱり「色彩」が前面に。



ちょうど私はカラーセラピーのレッスンを開講する準備をしていて、色彩に関する勉強真っ最中。
DVD観ながら「あ~、やっぱり赤に惹かれるなぁ」「グリーンも気になるな」に。
ひとりセッションしてしまった。
ストーリーはわかりやすい単純な展開であまり印象に残らないが、色彩だけはオリジナル感があって好きだな。
万華鏡を覗き続けている感覚。



「色彩」でいえば、ちょっと前に観た「マリーアントワネット」も印象深い。
「さくらん」が原色の万華鏡なら、こちらはペールトーン。
家具や調度品、衣装はもちろん食べ物もすべてかわいらしいペールトーン。
マリーアントワネットがとてもキュートでチャーミングに描かれていて、それにぴったり合っていた。



アロマとカラーでDVD鑑賞もいいかもね。