人類史に残る大事件

※この記事には事件当時の画像、動画を掲載しています。
 
本日8日、11時31分。
奈良市大和西大寺駅前で応援演説をしていた安倍晋三元首相が、41歳無職に撃たれた。
演説中、背後から近づいてきた男がけん銃のようなものを取り出し、3mほどの距離から2発発射。

 

 
撃たれた瞬間の様子。
SPは安倍氏と同じ方向を向いており、後方は全くの無警戒だった。
山上は5m後方から様子をうかがっていた模様。

 

1発目は首の右端あたりに命中し、2発目は心臓に命中。
動画では1発目は当たっていないように見えるが、病院の発表で2発とも命中していたことが分かった。
 
至近距離から胸部を撃たれ意識不明の安倍氏。
 
12時20分にドクターヘリで緊急搬送されたが、大量の出血により17時3分に死亡が確認された。
 

犯人

奈良市在住の山上徹也41歳無職。その場でSPに取り押さえられ現行犯逮捕された。
 
SPに確保される山上。
防衛省の発表により、3年間の任期制海上自衛官で、護衛艦まゆつきに勤務していたことが分かった。
 
犯行に使用された火器は山上本人が自作したけん銃。
 
2本の銃身をブラックテープで固定し、下部に取り付けてある電池を用いて火薬に着火する構造。
 
家宅捜索の結果、自作火器と爆発物が大量に発見された。山上の自宅は駅近くのマンションの一室。
そこで火器や爆弾を製造しており、押収時には付近の住人が一時避難する騒ぎとなった。
 
押収されたものの一つ。
 

動機

当初は「特定の宗教幹部を狙っていた」旨の供述をしていたが、後に「安倍氏に恨みがあった。政治信条への恨みではない」との発言をしていた模様。
宗教に関しては、「母親が宗教にのめり込んで破産」「多額の寄付により家庭が崩壊した」とも言っており、安倍氏がその宗教団体と近しい関係があると思っていた上の犯行だったようだ。
 
当初安倍氏は長野県で松山三四郎氏の応援演説をする予定であった。しかし週刊文春が松山氏の不倫中絶をすっぱ抜いたことで7日夜、急遽奈良県での演説に変更となった。
 
奈良市内の自宅で前々から凶器を自作、準備して宗教幹部を狙っていたが、偶然にも自宅近くで演説を行っていた安倍氏を殺害することにしたという情報も流れた。
以上の事から偶然による悲劇と解釈できる。
しかし実際には最初から安倍氏を狙っていたことが分かった。
7日は岡山市の市民会館で演説があり、山上も岡山に滞在していたのだ。
つまり遊説スケジュールを調べた上での犯行と言える。
 

宗教との関係

山上が自供した宗教団体は統一教会の事である可能性は非常に高い。

 

 
山上徹也の母親は三重県に嫁いだが、父親が急死したため奈良県に出戻りしていた。
父方の祖父は会社経営者で、金銭面の援助もありこの時点で困窮はしていなかったが、父のいない山上徹也は暗い性格で挨拶も返さない人物であったらしい。
その後祖父も死亡し、妹と母親の3人で暮らしていたが生活は貧しさを極めた。
そんな中で母親が統一教会とであったとすればのめり込む理由として説明がつく。