日清食品、ゆるキャンを利用しブランドを破壊する。

日清食品が人気アニメ、ゆるキャンとのコラボ企画を発表したのは先週。
カレーメシの歌をはじめ、Youtubeでスペシャルコラボ動画をアップロードしたほか、カレーメシ公式アカウントにて限定グッズのプレゼントキャンペーンを行っている。
そして本日、オンラインストアにて描きおろしのゆるキャン△ランチョンマットのキャンペーンが開始された。
ところがあまりにも杜撰な企画でTwitterは阿鼻叫喚の地獄絵図に。
事の発端は月曜日、「全国のスーパーなど一部小売」でランチョンマットのプレゼントが始まったのだが、対象店舗がはっきりしない上に、地元民しか知らないようなローカルチェーン数店舗のみと言う体たらく。
Twitterでは、「せめて店舗のリストとか用意してほしい」とか、「みんな探し回ってるけど正直ガソリンの無駄遣いさせているだけでは」などといった怒りのリプライが寄せられている。
多くのファンがスーパーをハシゴし、結局入手できていない報告の方が多く上がっていた。
近所のセイミヤ、セイブ食彩館、カワチ薬品、ウエルシア薬局を巡回したがも、ちろんいつもと変わらずカレーメシが鎮座しているだけだった。
今日も仕事の合間を縫ってオンラインストアでの調達を試みたが惨敗。
そもそもサーバーが他に例を見ないくらいに虚弱なうえ、決済システムに重大な欠陥がある。
10時にページを更新し、対象商品をカートに入れて決済画面へ移行しようとしたらサーバーエラー。まぁこの程度はチケット争奪戦でも当たり前だが、日清オンラインストアはエラーを吐くとカートが空になり商品を選ぶところからやり直しになるクレイジーな仕様。
結局3時間にわたり鯖落ちが続いた挙句、たった300枚しか用意されていなかったランチョンマットは無事転売カスの手に渡った。
この負け戦の裏では転売カスがせっせとメルカリにランチョンマットを出品している有様。
 
アニメとのコラボ企画に置いて、既存の事例を一切把握せずゴミのようなサーバーとあたおかシステムで強行し見事に消費者を激怒させたのはさすがと言える。