クラーク・ボラン・ビッグ・バンドからのピックアップ・メンバーによるスモール・コンボでのこのアルバム。

あの分厚いホーン・セクションから一転、リーズ類はサヒブ・シハブのフルートのみで随分と涼し気。

全10曲中4曲でヴォーカル入りとなっていてこれが中々良い塩梅。ジミー・ウッドが3曲、シハブが1曲歌っていてけして上手いとは言わないが中々味があって癖になる。アレンジは全てフランシー・ボランがやっていて相変わらずセンスが良い。

CBBBには多数スピンオフ的なアルバムがあるがこれも私の好きなレコードの1枚。