Little Willie John / Nineteen Sixty Six | ひとつ言い忘れたこと

ひとつ言い忘れたこと

聴いてきたレコードあれこれ

 

 

リトル・ウィリー・ジョンの永年お蔵入りだったキャピトル・セッション。

この人やリトル・ジョニー・テイラーって、ソウル・ファン以外(一部のソウル・ファンも含まれる)にはアピール度が少ないというか、知名度低いんでしょうか。個人的には全然マイナーな存在ではないんですけどね。。。

リトル・ウィリー・ジョンの音源はキング関係のリイシューが行われていますけど
国内盤が出てるんだか出てないんだか分からない状況・・・
そんなところもこの人の現状をものがたってるような気もします。
まぁ、好きな人は好きでしょうし、そんな興味ないよって人はそれでいいんでしょうけど。
でも、やっぱ好き者には堪んない魅力を持ったシンガーだと思います。

 

このキャピトル・セッション、全体的にバックがキング時代に較べてモダンなとこが特徴でしょうか。(いかにもキャピトルらしいオケとコーラスが入ったオーバープロデュースなところもありますが・・)
リトル・ウィリー・ジョンのヴォーカルは、塀の中へ入ったり出たりという状況下だったんで、
ベストとは言い難いとこもあります。私生活がやはり歌にも出てくるんでしょうか。

 

もう少し長生きして70年代に活動していたら、どんなシンガーになってたんだろう?
そんなことも考えてしまいます。
結構フレキシブルさも持ち合わせていますし、色んなフォーマットで対応可能な逸材だったんじゃないかと思うんですが。。。

 

 

 

 

 

 

 

ジョニー・エイスの持ち歌ですが、リトル・ウィリー・ジョンのヴァージョンは中々感動的です。