シルヴィア・テリス、1963年のエレンコ盤
エレンコのジャケは、白/黒そしてワンポイントで赤のドットを使ったデザインで統一されていてひと目見ただけで、それがエレンコのレコードだと分かるようになっているものですけど、このシンプルさが、私はとても好きです。
大体において、普段からあまりゴチャゴチャしたものを好まない趣味なもんで。
シルヴィア・テリスの歌というのも良い意味で至極シンプル。ゆえに飽きがこない。
どちらかといえば、古いタイプの歌い手のようにも取れますが、みょうな小細工をしないので古臭くならない。
この盤、全体にストリングスを効かせたノーブルな味わいで派手さはありませんけど、そのストリングスのアレンジはベタなもんではなく、中々凝っています。
ボッサ・アルバムとして聴くと、軽快さに欠けるやも知れません。
しかし、元々シルヴィア・テリスはボッサより前時代のサンバ・カンサォンの歌い手ですので彼女の魅力は充分に味わえます。
楽曲の方はジョビン、メネスカル、カルロス・リラ、ヴィニシウス・ヂ・モライス、ジョニー・アレフ
といったお馴染みのライター陣。
聴き馴染みの曲をシルヴィア・テリスの落ち着いた歌声で聴くのも、束の間のちょっとした贅沢かなとも。
エレンコのジャケは、白/黒そしてワンポイントで赤のドットを使ったデザインで統一されていてひと目見ただけで、それがエレンコのレコードだと分かるようになっているものですけど、このシンプルさが、私はとても好きです。
大体において、普段からあまりゴチャゴチャしたものを好まない趣味なもんで。
シルヴィア・テリスの歌というのも良い意味で至極シンプル。ゆえに飽きがこない。
どちらかといえば、古いタイプの歌い手のようにも取れますが、みょうな小細工をしないので古臭くならない。
この盤、全体にストリングスを効かせたノーブルな味わいで派手さはありませんけど、そのストリングスのアレンジはベタなもんではなく、中々凝っています。
ボッサ・アルバムとして聴くと、軽快さに欠けるやも知れません。
しかし、元々シルヴィア・テリスはボッサより前時代のサンバ・カンサォンの歌い手ですので彼女の魅力は充分に味わえます。
楽曲の方はジョビン、メネスカル、カルロス・リラ、ヴィニシウス・ヂ・モライス、ジョニー・アレフ
といったお馴染みのライター陣。
聴き馴染みの曲をシルヴィア・テリスの落ち着いた歌声で聴くのも、束の間のちょっとした贅沢かなとも。
ライオネル・ハンプトンの"Midnight Sun"をブラジリアン化
ものはついで