トランペットの詩人 (改) | ひとつ言い忘れたこと

ひとつ言い忘れたこと

聴いてきたレコードあれこれ

 
 
先の記事にも書いたが、このアルバムは曲順で印象が変わる。
1曲目の” I'll Be Seeing You” この曲自体悪いわけでもないが何かこの1曲が初っ端にくるとアルバム全体が凡庸な印象になってしまう。
1曲目は掴みの曲が来た方がは当方は好きだ。ここは先ず”Salt”で聴きはじめる。2曲目はオリジナル通り”Muy”
頭2曲はある程度ノリのある流れがいい。3曲目もオリジナル通り”Metropolitan Blues”先頭2曲がテンポがあったのでここでブルーズ。そして4曲目にここでオリジナルで1曲目だった”I'll Be Seeing You” 前曲のブルーズが効いてこの曲の味が出る。
5曲目はラストだった”Let’s Play The Blues”でサイドAを締める。
 
サイドBはこのアルバムで一際リリカルな”His Masters Vice”ではじめよう。サイドAのはじまりがテンポのある曲だったので、Bはコントラストをつけたい。B-2曲目はオリジナル通り”Old Hat”、B-3は繋ぎ的にAラスだ”Raintree County”を持ってきて、ラストはゆったりしてレイジーな”Blue Serenade”で幕。
 
以上当方流の聴き方。これでこの盤が好きになった。
オリジナル通りに聴かなければならないという決まりはない。
 
まとめで書き出すと
Side A
1. Salt
2. Muy
3. Metropolitan Blues
4. I'll Be Seeing You
5. Let's Play The Blues
 
Side B
1. His Master's Voice
2. Old hat
3. Raintree County
4. Blue Serenade
 
こんな感じ。
丁度、ばらけていたセプテット2曲が頭2曲でまとまって聴きやすくもある。