ジャマイカの至宝アルトン・エリスの1972年~1983年の録音を集めたこの
アルバム。
今はどうだか知らないが世界で最もレゲエの需要が高いと言われたフランス。
そのフランスのレゲエ・レーベルMakasoundからリリースされたこのアルバム。
特にロックステディ期に名唱数多のアルトン・エリスだが、このアルバムで
聴けるのはもっと後期のルーツ・レゲエ色の濃いソウルフルなレゲエ。
元々歌の上手さはピカイチなので嵌り具合も素晴らしい。
録音の年代のスパンが広いがバラバラといった印象もない。
ミックスはプリンス・ジャミー、リー・ペリー、エンジニアはその2人にサイエンティスト。
バックの面子はタイコにサンタ・デイビス、スライ・ダンバー、ベースはロイド・パークス、リロイ・シブルズ、ボリス・ガーディナー、鍵盤はアンセル・コリンズ、ホーンにヴィン・ゴードン、ボビー・エリス、コーラスにヘプトーンズ、ジョニー・クラーク辺りが入ってる。
ロクステ期はもちろんだが、ルーツ期のアルトン・エリスもやっぱり素晴らしい。
ヘプトーンズがコーラスに付くこの曲