なんのことはない、中身はPJ盤「昼と夜のバド・シャンク」と同じもの。
昔の邦盤て、ジャケと中身が違ってるこういうバッタみたなヤツが結構ありましたね。
このジャケは同じPJの「バド・シャンク・カルテット」(1230の方)からの流用。
内容が同じの1205の方も一応持ってはいますが、私はこのバッタの方に愛着があります。
こちらを先に手にして聴いていたこともありますが、後年の再発国内盤よりこちらの方が音が好みだからです。後発の再発盤は音が薄い感じがします。
"Fluted Columns"でのシャンクとビル・パーキンスのフルートの生々しさから
して、まず違いますし、ハンプトン・ホーズのピアノなんて、このバッタの方が前に
飛びだしてきます。レッド・ミッチェルのベースも再発盤はボヤけてしまってますが、こちらはもっと輪郭がハッキリしてますね。
そりゃあ、オリジナル盤の音には到底適わないんでしょうけど、同じ国内盤でも
旧盤と再発盤ではこうも違うってケースのひとつです。