小さな出会いに大きく感動。
薫です。
数週間前、
高知大学医学部の推薦入試を受験する男の子と面接をしました。
他の校舎の生徒だったから面識なかったんだけど、
高知大学医学部の書類審査と学力考査を通って、次が面接口頭試問。
高知大学は地域枠もある厳しい推薦なので、東京から受験しにいくのは地元の知識もなければ、店員も絞られているのでハンデも倍率もハンパないわけです。
面接は、薫が高知出身で、地元の医療事情が語れるからお願いしたいということで急遽、校舎の壁を越えてセッティングされました。
かといって医学部受験は薫の範疇じゃないので、面接で何を話そうか考えていたのだけど、その考えは杞憂に終わったのでした。
びっくりすることに、初めて会ったその生徒は、
高知女子大学の教授だった人とコンタクトを取り、自力で高知の医療時事問題を調べつくしていたのです。
全部適確。
件の予算不足も医師の人材不足も、遠隔治療の普及率の低さも、僻地医療の難しさも成されていない現状も、地元の人間と同等に知っていて、
それでいてその問題点を解決できないものかと地元の人以上に真剣に考えている。
地元の人だからこそ、高知の問題は深刻だからと考えるのを放棄していることに対して、東京で出会った1人の高校生が思い悩んでいることに薫は衝撃を受けたのでした。
当然高知大学医学部の試験会場にはそこに問題を抱いている、地元の人間もライバルとしています。
そこに打ち勝つにはどうすれば…という彼に対して、
「君が高知の医療を改善してくれたら、これほど嬉しいことはないわ。高知の、同じ問題意識を持つ人たちに一歩抜きん出るためには、東京から高知の問題を解決するために来ましたくらいの気持ちと発想を持って挑んでほしい。僕は医学部受験は詳しくないけど、これは高知県民の思いやから。」
と勝手に言葉が出ていました。
・・・。
・・・。
・・・昨日。
新宿校のスタッフから、彼が高知大学医学部に現役合格したことを教えてもらいました。
心が、
動きました。