8:30 起床




階下に下りると、父・母・兄・叔父・叔母が既に揃っていた。




新年ということで、きちんとした服装に着替え、お節料理に舌鼓を打つ。




そんな中、母にお節料理の食べ物と由来についての講釈をうける。




黒豆ならば、マメな人間になれるように。




カズノコならば、子沢山になれるように。




『お正月の料理にはそれぞれ意味があるんやで。』




母の教えに感心した。




そんな中、僕の目に入ってきたのは、チャーシュー。




チャーシューはなんの意味が?




尋ねた。




…………………




チャーシューに意味はない。




食卓に並んでいる理由は、おいしいからだ。




そんな朝食が終了。




少しすると、鼻から鼻水が垂れてきた。




昨日から風邪を引いた兄にうつされたと思われる。




布団であったまり、元旦から昼寝。




携帯をいじる。




何日かサボっていた、携帯に落とせる、無料卑猥動画のサイトにアクセス。




過去にアップされていたものばかり。




こんなサイトを運営している人も、和の心を大切にする人なんだと、ほっこりして、就寝。




夕方起床。




テレビをつける。




笑点をやっている。




笑点で、春風亭小朝師匠の『こうもり』を聴く。




落語を聴くのは好きである。





桂枝雀師匠の噺をiPodで聴くという、サブカルチャー好き気取りの女子大生のようなことをしている。日芸にいそうな。




ただ、今笑点を見てるのは、爆笑ヒットパレードから逃げるという意味合いも込められている。




自分の弱さを自覚。




その後夕食へ。




蟹鍋・フグ鍋がある中、カズノコをひたすら食べる。




確実に高コレステロール。




子持ちシシャモの食い過ぎで、小五の時に高コレステロールの診断を受けた時を思い出しながら、箸を休めず。




新年からは、規律のある生活をと誓った自分を初日に裏切る。




人間なんてそんなもんだ。




しかし、お笑いだけは真面目にいきたい。




というわけで、一人部屋に篭りネタ作り。




年末年始のお笑い熱にあてられたのか。




とはいえ、僕のネタ作りは一日三時間が限界。




あとはのんびりすごす。



新年メールは3件でした(U)