約3ヶ月に渡る初任者研修(旧介護ヘルパー)の講座が修了しました。「受講生として学校に通う」というのは、やはり特殊な時間だったんだなと思います。
介護保険制度の歴史と仕組みを徹底的に学ぶところから始まり、障害や認知症などの病気について、心と身体のメカニズムついて、すごい勢いで頭に詰め込んだタイミングで介助の実技に移り、すぐに施設での実習と、めまぐるしく進んでゆく。
試験は誰でも受かるような簡単なものだと聞いていましたが、きっとそれは不合格でも再テストを何度でも受けられるという意味合いで、少なくとも私には簡単だと思えるものではなく、学生時代よりもちゃんと勉強している自分が意外でした。
初任者研修の講義の中で私が最も感銘を受けたのは、認知症の人の感情レベルに訴えるコミュニケーション技術として知られる【バリデーション】でした。
バリデーションのゴールは「相手の感情/欲求を表出させる」「人生の未解決問題への奮闘(折り合いをつける、手助け)」というもので、その基本姿勢として【否定しない/自尊心を傷つけない/急がせない/驚かせない】が挙げられています。
私にはバリデーションは認知症に特化したコミュニケーション技術というよりも、子育てやパートナーシップなど幅広く応用できる手段に思えました。しかし言葉にすると平坦ですが、そう簡単にいかないように出来ているのが「人間関係」なのではないかと感じます。
話は逸れましたが、福祉の分野に入る事が出来るスタンスになってみて、どうしたって私の人生は「人のケアをする」という方向に行き着くのだろうな、と実感しています。
私のデザインに刻まれた27番ゲートがいる位置は金星です。金星のキーノートは【価値】です。
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リーディングでは、その人の特性/個性やエネルギーの使い方など色んな角度から解りやすくお伝えしています。
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