いや~やっとトリノ編最終回。
何とも言えず長くなってしまいまして、
飽きました?ちょっとワタシは飽きちゃいました・・・^ ^;(苦笑)。
なので本日は一気にシチリアまで飛びます。
トリノ空港情報は、トリノ市街からのアクセスからスタート。
いつか「トリノに行こうかな~」と言うヒトにも役立つでしょう、きっと。
トリノ空港ー市内のアクセスは、タクシーでも30ユーロ位?だと思いますが、
駅近いホテルだったら、バスが断然便利です。
※ミラノ・マルペンサ空港からも発着してます。
このバスに乗るため、私は一泊だけトリノ駅前のメルキュールホテルに宿泊。
ホテルでも丁寧にバスの乗り方を教えてくれましたョ。
駅前通り沿いにある空港バスのバス停。↓柱ですが、これがバス停。
斜めに並んだチェック・インカウンターがモダンでトリノらしい。
このエリアには、トリノ名産品(主にチョコレートとワイン)満載のショップもあり、
買い忘れててもここで調達可能です。
トリノの老舗メーカー「LEONE」のお菓子もズラリとありました。
雪景色の中、定刻通りに出発した飛行機。
(今回はWIND JET利用)
1時間もしたら、窓の外には青い地中海が広がってました。
ウスティカ島もくっきり見えました。
周囲も「おお~」と声を上げ、窓から懐かしき(?)地中海に浮かぶ島をのぞき見る人々。
「あの島、どこだろね?」と言う声があっちこっちから聞こえてきました。
周囲はザワザワし、結論として、「エオリア」に決定。
隣のおじさんが、回ってきた情報をもとに、
「あれは、エオリアだって。」とわざわざ教えてくれましたけど、
大きさ、距離感からしてウスティカ島でしょう。
シチリア人、適当です。でも親切です。
ゴツゴツとした岩山が複雑に連なるその先に、
3000メートル級のエトナ山も。
シチリア島って平地が少ないのね~と改めて思う。
ビルが並ぶ近代的な風景・・・なんてものは見えませんから、
多分、3000年前とあまり変わらない風景でしょうか。
こんなところに、よくもまあ、カルタゴ人もローマ人もギリシャ人も、
そしてアラブ人もノルマンディ人もフランス人もスペイン人も、
勢い勇んでいらっしゃったもんです。ガッツあります。
1960年代に書かれた南イタリア(サルデーニャやシチリアも含む)の旅記録で、
訳文が非常にわかりにくく、1日に3P以上進めない(眠くなるから)悩ましい本ですが、
気分を盛り上げるには最適とチョイス。
60年代の南イタリアの様子が生の目線で描かれているゆえ、
とても興味深いのでありますが、
本当に本当に本当に・・・訳文がわかりづらいのが残念。
原書(フランス語)が読めない自分にも残念。
南イタリアに興味のある人なら、頑張って読む価値は大です。
はてさて、搭乗機は、まもなくパレルモ空港へ着陸です。
パレルモ空港は、まったくもって海沿いにあります。
聞いた話によると、(またもや)マフィアがらみでここが選ばれたらしく、
海と険しい岩山とに挟まれた、ホンの隙間にあるような空港で、
香港ほどではないにしろ、発着陸にはテクニックを要するそうな。
着陸時には、空港手前(つまり海面)に極限まで近付きます。ちょいとドキドキします。
ナウ・ランディング。
外の気温は20数度。
荷物になるからとりあえず着ていた
トリノ用のダウンコートで汗だくになってしまいました。
周囲の人々も汗だくの顔にサングラス。
太陽がまぶしくて、冬でもサングラスは必須のシチリアです。
おっちゃんがのんきにパニーノを立ち食いしてました。
トリノだったら、凍え死にます。
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