ローマは昨夜、何だか知らないけどものすごい豪雨が振りました。

今朝は涼しい。でも夏の涼しさ。

半そでTシャツでちょうどいいくらいです。

やっぱり・・・もう夏なのね、ローマ。早っ!



*   *   *   *   *


さて、カターニャに降り立つこと到着予定時刻10分前(※)。


※シチリア行きではまれに見る快挙。通常は、予定通り遅れます。


降りたときには、すでに預けた荷物カバンがグルグルカウンターを周っていました(※)。


※どうしたというんでしょう?Blu-Express。むしろコワいです。



荷物をピックアップし、振り向けば、USCITA出口。

小さい空港だけに、動線もばっちり。

・・・新装して間もないカターニャ空港はピカピカキラキラでした。


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カターニャ空港は別名「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ空港」。

名づけのときにもめていたようですが、カターニャ生まれの天才音楽家の名前に落ち着いたようです。


シチリアのもうひとつの玄関口パレルモ空港は、

ファルコーネ・ボルセッリーノ空港」。


マフィア撲滅のために戦って、暗殺された裁判官と検事の名前です。

空港から市内へ向う高速道路でマフィアにより爆破されたんですね。




今回、カターニャ空港には、先についていた友人たちが車で迎えに来ることになっていましたが、

出発前日、電話がかかってきて・・・・電話


「今いるところ(モディカ)から空港までって結構あるのよ~。バスで来て。」


「えーヤダよガーン。初めてのなのに・・・、わからないもの。」


「大丈夫大丈夫。バスバスがあるから。じゃねパー。」



と、電話は切れたのでした。

イタリア人は~信用ならんですパンチ!


慌ててインターネット等々調べたものの、サイトが古かったり、

バス路線も一部しか掲載されていなかったり、わかりずらかったり・・・。


もう、面倒になったので、とりあえず行ってしまえ。


というイタリア方式を採用しました。


イタリア旅行の鉄則:案ずるより産むがやすし。絶対になんとかなる(と、思いこむことが大切)。



まずは、同じ構内にあるピカピカキラキラのツーリスト・インフォメーションへ。

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ここのお姉さんが親切で、また驚きました。

カターニャっていいところね。とすぐに惚れこむこともイタリアでは大切です。


そうして「この町大好きラブラブ」モードを香らせると、

町の人たちは「よっしゃよっしゃ、かわいい奴め」ということになり、

必要以上の親切に出会うことになります。


聞いてみると、実は結構バス網が充実していて、

モディカへもラグーザへも頻繁(1時間に1本程度。ただし平日)に出ている模様です。

所要時間も約2時間。

想像していたより近いようでした。


何かの切れ端に、丁寧に時刻表を書き写しメモ、渡してくれました。

(渡せるように用意しておけばいいのに・・とちらりと思ったけど、まあ、それがイタリアだし)



言われたとおり、構内を出て、バス乗り場があるという場所へ。


ずんずん歩いても・・・バスは見えるけど、バス停が見えない?

途中、バスの運転手らしき人に聞いても「さあ?」と言われましたよ?

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それでもずんずん歩いてみると、あったあった!

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空港エリア内の突端!何もこんなところに作らなくても・・・。


「ラグーザ行きはチケット売り場で買えるけれども、モディカ行きはバス内で買って。」とのこと。

モディカ行きの方が先に来るようだったので、モディカ行きに乗ることにしました。



このバス停からは、タオルミーナ行き、パレルモ行き、シラクサ行き、メッシーナ行き・・・と、

さまざまな方面へ、大型バスが出ています。

ホントに、インターネットのサイトをもうちょっとなんとかすれば安心して旅行ができるのにね。



バシバシ大型バスがやってきては去っていくDASH!

しかし・・・予定時刻を15分過ぎても、モディカ行きがこない。

もしや見逃したのかしらえっ


※「タオルミーナ行きでーす」とか「パレルモ行きの方はこちら~」などといった、

日本的な案内は一切ありませんから、バスの表示を見て、

「乗る乗る~!」と手をあげてバスを止めないと、通り過ぎていく自己責任型システムになっています。




ちょっと不安になったので、暇そうにしていたチケット売り場のおっちゃんに、

「ねえ、モディカ行きってちゃんと「モディカ」って書いてあるの?見逃した?」

などと聞いてみると、

「よっしゃ、おっちゃんが見ていてあげよう。キミは安心して日陰にいなさい。」


予定時刻20分後、やってきたバスを「あれだよ~!」とおっちゃんは約束通り教えてくれました。

ありがたいことです。


バスでチケットを買って席に座った後は、快適なバス旅・・・熟睡ぐぅぐぅし、

運転手に「モディカだよ」と起こされた次第。

約2時間の予定より早くモディカ・バッサの「端」にあるバス停に到着したのでした。


そしてバス停に迎えに来てくれていた友人の車に乗って移動しましたが、

もし徒歩なのであれば、ホテルまでの移動がちょっと大変かもしれません。

ホテルの人に迎えに来てもらうか、頑張って歩いて走る人移動するか。

それはアナタ次第!


・・・っていうか、どうするんでしょうね?誰か経験のある人いたら教えてください。



この先のシチリアは、こちら魅惑のSicilia から遡って下さいませ。



カターニャ空港のバス停の前にあるレンタカーエリア車

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こちらも空港の外にあります。南国ですなぁ黄色い花




カターニャ空港は情報が少ないですね。

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