こんにちわ。ハーブ姫です。
天気予報は晴れ
って言ってたのに…。
今日は朝からどんより曇り空。
しかも、雨が降ったりやんだり…。
ロマンの森のHalloween Party 最後の週末だったのに…。
ロンちゃん＆ランちゃんショーも中止
。
楽しみにしてくれていたお客さんたち本当にごめんなさい
↓ロマンの森の第２駐車場の奥の方です。
セイタカアワダチソウが満開を迎えていますね。
こうして写真に撮るとキレイでしょ
以前、海外在住の方に、
「○○（海外の国）ではこれ（セイタカアワダチソウ）、花屋で売っているわよ。
日本では増えすぎて嫌がられているのにね。黄色い花は花束を作るのに欠かせないのよ。」
と聞いたことがあります
。
所変われば扱いも変わるもんですね
。
ただ、どこの国の話だったか忘れてしまったのですが…。
機会があれば聞いておきます。
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物。
日本では確かに困った雑草ですよね。
強いし。デカイし。
弱く儚げなものにわびさびを見出してよしとする日本人には情緒の面からも受け入れがたいかも
。
でも、誰がつけたのかこのセイタカアワダチソウという名前、
私、けっこう好きです
。
漢字を当てるなら、背高泡立草でしょうか。
この背高というところに欧米に対するひがみや羨望といった皮肉めいたスパイスが効いてるし
、
泡立草というのも、真っ直ぐぐんぐん伸びてから天辺にたくさん咲く小花を上手く表現しているなって思います
。
泡って、下から真っ直ぐ上がって天辺にあるイメージでしょ
。
ビールの泡とか。シャンパンの泡とか
。
まあ…ちょっと長いけどね…。
で、このセイタカアワダチソウ、
ブタクサ、と呼んで毛嫌いしていませんか
セイタカアワダチソウをブタクサと呼んで花粉症発症の原因だと思っている人。
そんな人はいませんか
ロマンの森の中で、そんな人の３人目に出会ってしまったものですから。
普通に世間話をしている中で、セイタカアワダチソウの話題になることが稀なのに、
そんな稀な中で、３人目が同じことを言ったため、
私は驚き
、ウソだ～という懐疑の気持ちと、
私が知らなかっただけかも…という不安な気持ちが入り混じり…。
図鑑を引っ張り出して調べてみました
。
結果。
セイタカアワダチソウの花粉は花粉症の原因にはならない。
ということでした。
ブタクサの花粉は花粉症発症の原因になります。
同じキク科の植物ではあるものの、葉っぱも花の感じも全く似ていないセタカアワダチソウとブタクサ。
ブタクサは風媒花。
（フウバイカ。花粉を風に乗せて飛ばして受粉させる花です。）
セイタカアワダチソウは虫媒花。
（チュウバイカ。昆虫が蜜を求めて飛び回ることで受粉させる花です。）
違いもけっこうわかりやすい。
ブタクサという名前が、セイタカアワダチソウに当てるこのあたりの地域の方言なのかな～
とも思いましたが、どうやら、完全に混同されてしまっている様子。
このウワサ、私が知らなかっただけで、実は広く広まっているのかもと思って、
今日、話題にしてみました。
ところで皆さんは花粉症でお困りですか
私は全く花粉に反応しないため、その苦労は体験したことはないのですが、
エキナセアというハーブのお茶を時々飲んでいます
。
エキナセアの根には免疫力を高める作用があるとされ、
根をお茶にしたものは花粉症の症状を軽減するのに役に立つと言われています
。
（断言できないのは、薬効を断言すると薬事法にひっかかるからです）
ちょっと薬草茶みたいで飲みづらい味のハーブティーなんですが、
よかったらお試しください
。
もちろんロマンの森共和国のハーブショップ『茶房花ロマン』にも売っていますよ。
ではでは。ハーブ姫でした。