公開初日に観てきました。
これね、一月 まで観る気にならなかったのですが、
『 そして、バトンは渡された 』等でも知られている 瀬尾まいこさん の小説が原作と知り、
なんだか興味わいてきて観に行きました^^
『 夜明けのすべて 』 → 予告編
冒頭、
上白石萌歌さん が演じる女性の “ PMS ( 月経前症候群 ) ”
次に、
松村北斗さん が演じる男性の “ パニック障害 ”
この二人が抱えていることについて観る側へわかる様に描かれている 序盤 。
それからも終始…… 静かで 淡々としていて 劇的な展開も無し
“ THE 日常 ” ってカンジです。
でも それ が、なんか エエカンジ に思えた作品。
人物に限らず プラネタリウム と 植物 も、
この映画のテーマを捉える上での イイ脇役 として描かれていたようにおもう。
メインの お二人 だけにスポットがあたっているのではなく、
光石 研さん や 渋川清彦さん が演じられている役、その他の登場人物も、
具体的な説明は無いのだけれど、程度差はあるが皆の背景も見えてくる描きかた。
劇中に台詞すら殆んど無くとも、観てるだけで感じとれてくるんです。
とにかくエンドロールまで ありふれた日常 かの様な物語が続くだけですから、
本作を 退屈ぅ~~💧 に感じられる方もおられるでしょう。
しかし私は……… なんでしょうね、これは?
面白い でもない、 癒し系 でもない、
特にやさしい世界 でもない、 感動ストーリー でもない、
なのに最後まで この世界観 に没入。
登場人物は誰もが皆 不安 悩み 悲しみ あるいは 闇 ……等が内にあり、
決してラクな毎日をおくっているわけではない。
それでも、
他者に 自分に 思いやることを心掛けているかの様な この日常 が、
闇を抱えているからこそ気付く 光もある日常 が、
多少の変化はありつつも、これからも続いていくのだろう……… と捉えられる終わり方で、
鑑賞後は 穏やかな余韻 に浸れました。
これは劇場で観て 正解 だった!
スクリーンのほうが 没入感 は増しますし、画 からしてもすごく 映画っぽい んです。
余談
公開初日の 朝イチ回 で鑑賞。
観客数は 20くらい でした。内、男は……… σ(・_・)だけ。
他は全員 ♀女性 だったので 松村北斗くん目当てなのかなぁ?
と つまらぬこと もちょびっと考えてました^^;