もう1週間たってしまいましたが。
フォル・ジュルネ、今年は5/3・4の2日間参戦。またしても平和島の骨董市とのセットで(^^; 
うち、今回はコンサートについて、備忘録的に。
 
《10回記念 祝祭の日》
丸の内・東京国際フォーラム、ほか  2014/5/3~5
 
今回の一発目はトリオ・ヴァンダラーのチャイコフスキーのピアノ・トリオ。2週間前に予約してから後、日時と場所だけ確認して曲目を忘れてた(^^;

  5/3 No.181 よみうり大手町ホール
  チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 op.50 「偉大な芸術家の思い出に」
  トリオ・ヴァンダラー

しかも入り口でプログラムの紙を貰いそこね、何が始まるのか全く思い出せないまま始まる。この曲、TVやラジオでは何度か聴いているはずだけど、憶えるほどは聴きこんでこなかったから曲が始まっても判らない。
「ん・・・なんか・・・チャイコみたいな気がする・・・」(^^;
みたいな状態で、おなじみチャイコといっても普段オケものしか聴いてないと「っぽさ」が少な目というか、ちょっと印象違いますよね。すげーまとも、というか(笑)。
よみうり大手町ホールは今年3月末にオープンしたばかりの新しいホールで、多目的ながら一応音楽メインのホールで安心して聴けます。で、演奏も素晴らしかったんですけど・・・朝早起きしてblogをアップしてたのが響いて途中失神しました。ともあれ、良い曲・良い演奏を良い響きで聴けて◎。
 

で、ここからメイン会場へ移動。けっこう遠い。10分とかじゃ着きません。でも天気が良かったので良いお散歩。
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J.プレイフォードの「Musick's Recreation on the Lyra Viol (1652)」表紙
に描かれたリラ・ヴァイオル(ヴィオラ・アッリングレーゼ)(wikipediaより)。

5/3 No.172 よみうりホール
 オール・ヴィヴァルディ・プロ
  1. トリオ・ソナタ ホ短調 op.1-2 RV67
  2. ヴァイオリンとヴィオラ・アッリングレーゼのためのソナタ
  3. ソナタ集 「忠実な羊飼い」より op.13-6 ト短調 RV58
  4. チェロ・ソナタ イ短調 op.14-3 RV43
  5. トリオ・ソナタ ニ短調 op.1-12 RV63 「ラ・フォリア」
 リチェルカール・コンソート
/指揮・Vdg:フィリップ・ピエルロ
 
M.アンタイ(Fl)/L.O.サントス(Vn)/F.ゲリエ(Cemb)
 
毎度おなじみリチェルカール・コンソートでヴィヴァルディ・プロ。会場は「大手町」のない「よみうりホール」。無いのは「大手町」の語だけではない(^^; 響きがね・・・
メンバーは昨年よりさらに人数を絞った精鋭4人。Vnのルイス=オタビオ・サントスをソロで聴いたのは初めて(多分)ですけど、ラテンぽいノリノリな演奏で、年々仙人みたいな風貌になってるアンタイとは好対照な感じ。やはりこの会場はトラヴェルソが響かなくて、パワフルなヴァイオリンの上で笛が微かに響くという・・・去年と同じ構図だ(^^;
で、締めの「ラ・フォリア」が思いっきり盛り上がり、会場もいい感じで沸いてました。やっぱり締めにフォリアは盛り上がりますよね。特にヴィヴァルディのは煽り系だから(笑)。
そのほか。
 ・あんなに盛大なガンバのスピッカートは初めて聴いた(笑)。バシバシ飛ばしてた。手首と指だけで飛ばせる
  チェロと違ってなんだか凄まじいですな。
  たら、普通にガンバで代用しておった。
 ・「忠実な羊飼い」op.13て偽作で、本当はシェドヴィルって人の作だってことはFAですよね?普通に「ヴィヴ
  ァルディ」となってましたが。
 ・そういえば金払って「忠実な羊飼い」を聴いたのって初めてだ(笑) 大体、合宿とかでだれか友達が吹いてる
  のを聴くパターンで・・・
 ・コンサートでも録音物でも、ヴィヴァルディのチェロ・ソナタを寝ずに聴き通したことがない(^^; 今回は
  ガンバでの演奏だったが、いつもどおりの結果に orz
 

  午後は例によって平和島の「古民具・骨董まつり」へ →これは別途ご報告
 
 
で、さらに例によってまた会場に戻り。
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日差しはすでに夕方
 
会場をしばしうろうろした後、夜はシューマンの室内楽を。
 
5/3 No.126 ホールB7
  シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105
  シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
  C.デゼール (P)/
  フォル・ジュルネ・カメラータ(正戸里佳、C.ド・フォルスヴィル(Vn)/C.アパレイー(Va)/A.パスカル(Vc))
 
「フォル・ジュルネ・カメラータ」はパリ音楽院の学生中心の「可変のメンバー」とのことですが、要は寄せあつ(ry
これが見事に美男・美女が揃ってルックス選抜の様相(笑)。ただ、いまいち息は合ってなかった感じですね。フレージングとかぎくしゃくしたり、ぬるっとしたり。ピアノのクレール・デゼールはそこそこベテランさんで、安定してましたけど、軸にはなってない感じで・・・リハの時間が無かったのかな?とか思ってしまった。
ヴァイオリンの音については、まっすぐに音を出す1stの正戸さんより、音に弾みのある2ndの子の方が好みかな・・・。
 
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「ムジカーシュ」のライブ。と盛り上がる人々。
踊っている人たちまでいましたけど・・・あれは仕込みですよね(^^;
 
終わって出てくると、キオスクでは「ムジカーシュ」によるハンガリーのトラッドで盛り上がっていた。盛り上がってるから近づいて行ったら、終了した(苦笑)。
 
その後しばしホットワインを飲みつつビジョンを眺め、帰ろうかと思ったらキオスクで今度はフルート・アンサンブルの「FEAMS」の演奏が始まり、結局最後まで聴いて帰る。。ピアソラの「リベルタンゴ」 ~ 映画「ロシュフォールの恋人たち」の音楽(ルグラン) ~ もいちどピアソラで「ブエノスアイレスの春」。アレンジがなかなかナイスで、いい感じ。
個人的には「ロシュフォール」良かったなあ。フルートって、フランスっぽい響きとの相性が良いと思う。
 ←youtubeから。たくさんアップされています。
 
翌日は2本。1本目はプラジャークQでシューベルト「死と乙女」。
 
5/4 No.271 よみうりホール
  シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」
  プラジャーク弦楽四重奏団
 
前半は・・・メンバーまだ“おねむ”かな?みたいな感じだったけどw、最後ぐっと締まって盛り上がる。やっぱいい曲ですねえ。
が、朝イチから重量級だなあ。思えば昨日もそうだった・・・。
 
続いて今年も1本オケものを、ということでホールCへ。
 
5/4 No.242 ホールC
  ショパン:演奏会用ロンド ヘ長調 op.14 「クラコヴィアク」
  ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
  アブデル・ラーマン・エル=バシャ(P)/シンフォニア・ヴァルソヴィア/J.J.カントロフ(指揮)
 
「クラコヴィアク」って聴いたの初めてかな?細部はいかにもショパンなフレーズで満たされてるけど、なんだか淡々とした変な曲(ショパン・ファンの皆様ごめんなさい)・・・。ピアノのソロ曲を先に作ってオケの伴奏を後から付け足しただけ、みたいな(ショパン・ファンの皆様ごめんなさい)
ま、コンチェルトの2番てのもあれだし(ショパン・ファンの皆様ごめんなさい)。、ひたすらピアニストを聴くプログラムって感じでしょうか。で、そのエル=バシャ、粒ぞろいの綺麗な音を揃えて見事。ただ、ライブパフォーマンスとしては、ややはったりに欠ける感じで、それだけ余裕があるならもっと面白いことができるのでは・・・という気がしないでもない。
(夜にNHK-FMを聴いていたら――この日は一日LFJデイで――この演奏もOAされたんですが、やっぱりすごく綺麗でしたね。録音で聴くには文句なしだと思いました)。
 
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てなことで、本年のLFJは、以上。人出は・・・初日はそれほどでもなかったけど、二日目は多かった(気がする)。最終日は行かなかったんですが、ちょっと寒そうでしたね。毎年同じようなこと言ってますが、LFJって個々のコンサートもさることながら、クラシックが響く屋台村(と地下ホール)の「クラシック祭り」な空気感こそが一番の楽しさ、と思うので、天気が良いのは大事なんですよね。
あと、ビジョンの方は・・・ビデオがダイジェストだったのはちょっとなあ・・・。10年分の総まくりだったから、トータルの尺としてはいつもよりずっと長いんですが。1曲(楽章)まるまるの映像があった方が良かったかな、とか。
 
また来年・・・
 
いろいろぶつくさ言ってますが、今年も楽しませていただきました。なにせGWの東京のど真ん中でクラシック祭りが10年続いたのは素晴らしい。来たる次の10年も、ぜひ。