2つのそびえ立つ塔の間

私の育った街



少しでも高く

少しでも早く

少しでも優位に



私は誰と戦うのか

わからなかったし

闘う理由もなかった。



広大にみえたエリアも

気がつくと

ダンボールの箱ぐらい

小さく窮屈だった。


少しでも高くは

呼吸が苦しくなり


少しでも早くは

成長の準備を怠った


その景色を見下ろすと

足元はおぼつかない


昔の面影はなく

新しく塗り変えた

綻びの街


私の敵はいない

理想の高い自分と闘うこと

私を育てた街




 ​天気も良くて☀️

地元も悪くないね、🐈