「H×H」念能力研究・クラピカ
今回の「HUNTER×HUNTER」念能力研究はクラピカです。
キャラクター投票では毎回2位をとる、大人気キャラですが、
最近は登場機会もないのでとりあげてみました。
クラピカについてはあまり謎が無いので研究というよりは解説っぽいですが。
クラピカの念系統は具現化系。
旅団に一人で立ち向かう覚悟のクラピカは、
攻撃と守備をバランスよく行える強化系を理想としていました。
しかし診断結果は具現化系。
ところがクルタ族という特殊な血統をもつ彼は、
クルタ族特有の緋の眼が発動した時のみ特質系に変わり、
すべての念系統の力を100%引き出すことに成功しました。
そんなクラピカが具現化するのに選んだものは鎖。
クラピカは自分の指に、それぞれ別の効果を持たせた5種類の鎖を具現化します。
それでは1つずつ見ていきます。
彼の一番の武器は中指につながった、先端が鍵爪状の鎖の能力、「チェーンジェイル」。
鎖で相手を縛り、縛った相手を絶の状態にします。
通常、鎖で相手を縛るのには、鎖を操作する操作系の能力が要求されます。
さらに強制絶という特殊な効果。
普通の具現化系にはこの能力は不可能です。
ところが、これを可能にしたのがクラピカ特有の制約です。
1つは鎖を手元から離さないこと。
なぜなら、鎖が手元から離れてしまうと、操作系の能力の他に、
放出系の能力まで要求されてしまいます。
具現化系である彼は操作系以上に放出系との相性が悪く、鎖が手元から離れてしまうと、
とても相手を絶状態にする力は発揮できなくなってしまうのです。
それを鎖を手元から離さないことで、放出系の能力を不必要としました。
そして2つ目の制約が旅団以外の人物に使ったら命を落とすというもの。
おそらくハンター×ハンターの中で一番きつい制約です。
この制約により、彼のチェーンジェイルは、
強化系のウボォーギンですら切れないほどの強度を実現しました(絶状態ではありますが)。
小指につけられた刃状の先端を持つ鎖の能力、「ジャッジメントチェーン」。
相手の心臓に鎖を巻きつけ、ルールを宣告。
そのルールを破った相手は心臓を破壊され死に至ります。
ウボォーギンとの戦闘ではこの能力で決着をつけました。
この能力に必要とされる念系統は、放出系と操作系。
どちらも具現化系との相性は悪く、この能力も通常のクラピカでは習得不可能です。
そんな彼が考えた制約は緋の眼の状態でのみ使用する、というもの。
なぜならクラピカは緋の眼発動時のみ、特質系と変わり、
習得したすべての念系統の力を100%発揮することができるからです。
これについては少し複雑な言い回しなのでちょっと解説します。
例えばクラピカの具現化系の能力値(威力)を「100」としてみます。
通常、具現化系能力者は放出系の能力を40%しか習得できないので、
クラピカの放出系の能力値はMAXで「40」となります。
ところが自分の念系統の技でない場合、威力・精度が習得率と同じ割合で減少してしまいます。
このため、通常クラピカが放出系の能力を使った場合、その能力値は「放出系の能力値のMAX×40%」
つまり「40×40%(0.4)=16」ということになります。
まとめると、本来の具現化系の能力値が「100」の場合、
クラピカの放出系の能力値は「16」になってしまうのです。
そしてクラピカの特質系での能力「絶対時間(エンペラータイム)」。
これは習得したすべての念系統の力を100%発揮することができる、という能力ですが、
これの意味するのは、放出系の能力値を100にすることができる、という意味ではありません。
正しくは放出系の能力値を
「16(通常の値)」から「40(クラピカが放出系について習得可能な値のMAX、つまり100%)」までひきあげる
という意味です。
決して具現化系以外の能力も、具現化系と同じ威力を発揮できるというものではありません。
あくまでも具現化系の威力を100とした時に、
変化系は80、操作系と強化系は60、放出系は40の威力を発揮できるというものなのです。
説明、わかりづらくてすみませんm(_ _)m
クラピカはこの緋の眼発動時のみ「ジャッジメントチェーン」を使用する、という条件をつけることで、
苦手な放出系と操作系の能力を克服したのです。
そしてこれを自らの心臓に刺し、
「チェーンジェーイルは旅団以外に使わない」という条件をつけることで、チェーンジェイルの制約に利用しました。
先端が十字架の形をした鎖の能力「ホーリーチェーン」。
これは強化系の力を利用して、細胞の自己治癒力を強化し、体の異常をすぐに治すというものです。
クラピカ自体は強化系との相性が悪いので、こちらも緋の眼の時に使う方が効果は高いはずでが、
特に制約がついているわけではありません。
<導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)>
球状の先端をもつ鎖の能力「ダウジングチェーン」。
地図の上に吊るすことで、目的の物の所在を調べることができます。
他にも、拳銃の弾を受け止めたり、嘘を見抜くのにも使われました(単行本8巻)。
当然人差し指にも別な能力の鎖がつながれていますが、これについては、原作では一切ふれられていません。
ファンも多く、再登場を望む声も多くありますが、残念ながら少なくともキメラアント編での再登場はないでしょう。
能力自体はかなり強力なものが多いですが、
一番便利なチェーンジェイルが旅団にしか使えないので、登場しても全く戦力になりません。
レオリオと同様、再登場はまだ先の話になりそうです。
ぜひキメラアント編の後に、旅団編をやって再登場させてもらいたいです。


