結構長いことブログを続けていますが、今回は意外にも初めてな映画の感想です(°°
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先週、何年かぶりに映画館に行ってきました。

記憶ではマッチョ達の祭典「エクスペンダブルズ2」を観て以来なので、その間映画館に行ってまで観たいと思う作品がなかった、、、というか、よほどのことがない限り映画館に行こうという発想に至らないタコマスクマンです(--

エクスペンダブルズ4はまだか!?

そんな変態(「しんし」と読む!)ですが、この度「これは映画館で観たい
!」とキュピーンときました。

それが上にある「この世界の片隅に」です。

テレビでチラっと紹介されてて、「なんだ、また戦争ものか(--」なんて最初は思いましたが、観てるとどうも舞台は戦時中なのに、物語に当てられてる焦点が悲しみや悲劇を訴えるものではないという点にとても興味をもちました。

タコマスクマンがよく行くパプアは、太平洋戦争の激戦区で今でも黒い歴史の片鱗に触れることができます。
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ラバウル、と言ったら聞いたことがある人も多いでしょう。

上の写真はラバウルにある墜落したゼロ戦で、ここだけでなくパプアの多くの場所で戦争の遺物が今なお現代人への語り部となっています。

『きけ!わだつみの声を』という映画を観たことがある人ならわかると思いますが、現場に行くとああいう壮絶な話が現実にあったんだと肌で感じることになります。

慰霊碑が各地にあるので祈ってきました。
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ところで、日本の妖怪の宣教師ゲゲゲの水木しげるさんはこのラバウルで戦争に参加していたそうで、その話が彼の『総員玉砕せよ!』という実話本の中で知ることができます。

面白い、と言ったら「冒涜だ!」なんて思う人がいるかもしれませんが、戦争まっただ中なのに水木さんの、のほほんとした性格によって読んでて心の中がざわつくことがなく面白く読めます。

(アマゾンのレビューも面白いので読んでみてください♪)

『この世界の片隅に』の予告が、先の水木さんの話に似たものを感じたので、ネットでも評判を調べてみると体的に絶賛されていたので「これは映画館で観たい!」と思いました。



※絶賛された映画はいくつもありますが、だいたいが抽象的な評価なので、
具体的な絶賛というのはデカい要素なんです(°°

感想は、評判ヨロシク大変素晴らしい作品でした(^ ^

戦時中の事実をちゃんと描写してるのに、嫌な人が出てこないというのが戦争ものでありながら気持ちよく見れるポイントだと思います。

方言も忠実になぞってるから、言葉が分かりにくく感じる人もいるんじゃなかろか?とも感じましたが、土佐弁に近い広島弁だったのでタコマスクマン的には馴染めました♪

細かく感想を書くとよくある映画レビューみたいになるしネタバレにもなるので書きませんが、レンタルでリリースされたらまた観ようと思います。

それくらい素晴らしいかったっつーことです!

仲のいい人は『「君の名は」を二回劇場で観た!すごいイイ(>▽<)!』
って、言ってましたが、『この世界の片隅に』も『君の名は』も先週で終了しちった(--

ま、TATSUYAでレンタルすっか!