幸せのちから
ASLのSさんが切り絵教室に来てくれるようになって1年です。
初めから、細かいお話ができない、というSさんでしたが、1年を振り返ると、私的にはコミュニケーションに何の支障もなく、お手紙+ブログという助けもあって、Sさんが、どんな方なのか、他の受講生さんよりもさらに親密になれたように思っています。
SさんがASLということをはっきりと告げてくれたのはお手紙でした。
症状が進んでいることも書いて下さり、
電車の中で読みながら、ボロボロ涙を流していました。
私の人生を振り返ると、兄が植物人間(今では差別用語ですね)であったり、自分自身も心臓のオペをしたりと大学病院と、若くして縁深き人生でしたが、四十路が見える頃に生まれた自身の子供まで大学病院のお世話になっていたりと病と切れぬ縁が沢山あります。
自分自身、5歳の頃心臓のオペで命助かった身です。
何もなく、生きている、死ぬかもしれないのはどんな健常な人でも同じです。
朝起きて、家族の顔が見られるという幸せに気付ける。
今日死んでも後悔の無いように生きよう。
兄も、私の子供も、(私もです)幸せなんだってことを教えに来てくれた天使だなと思って。
暮らしています。
Sさん作 「希望」
