つかれっちまった女
昨日は大学で学生が一生懸命描いた実習作品の合評と講評会がありまして、私も頑張りました。帰路の星を見上げるパワーももはや残っておりませなんだ。
1コマ90分。2コマの実習なのですが、120分の間、学生の絵を見て色々喋るのです。
2つの実習課題合わせて40枚くらいの絵があり、1点1点講評していきます。
描いた人の事情を聴取し
結果を観測し
間違いを指摘し
その原因を解明し
改善策をアドバイスする
上記をおよそ3分で次々行います。一人3分と短い時間ですが、20人いれば60分です。
風邪ひいて医師にかかるときに、待ち時間なが~いのに診てもらうのって一瞬だな。と思いますが、病院の混みようを考えると致し方ないことです。私も同じような事態ですから。
ですが、講評会の場合、他人が講評を受けているのをよく聞いて見ていれば、それはそれで勉強になるのです。
だから、待合室に診療中の様子をライブで流してみてはどうでしょうか。きっと人気病院になりますよ!
それはさておき
講評会の後、来週から始める実習の組モチーフの準備をして、大学の学バスに乗る頃にはもう疲労コンバインで、この後JRと地下鉄と京阪を乗り換えて坂の上の保育所まで子供を迎えに行って連れて帰るのがまさかと思えるのです。
保育所からの帰りも道すがら、チェーンがあれば振りたがるし生垣や縁石があれば登りたがるし、お店があれば入りたがるという3歳児ルーティンイベントをクリアしつつ、なんとか連れ帰って一息つけるかと思っても、晩御飯を食べない子供に父親は怒髪天だし、もう大好きなお酒も飲めないくらい体力ゲージが下がっていました。あと、小パンチ1発で敗退するくらい。
しかし、ここで我々には「お風呂」という回復の泉があるのです。
お風呂に浸かればテルマエロマエ、地上で生きている限り背負わなければならない重力という生まれながらにして宿る罪から半分解き放たれるのです。しかも温かく、ローズオイルなど投入すれば薔薇香る回復の泉。温泉。
そうして少々疲労が回復した私が向かいましたのは描きかけの絵でした。
以前、同じ職場で教職に就かれていた油絵をされている先生が、
「親の介護と子供の世話と、外に出て就く仕事とあって、深夜しか絵を描く仕事ができない。睡眠時間を採るか絵を採るかだけど、描かずにはいられないの」
とおっしゃっていましたが、わかります。
描くことで癒されることがあるのですね。
