説明能力
暗黒物質(あんこくぶっしつ、dark matter )とは、宇宙 にある星間物質 のうち自力で光っていないか光を反射しないために光学的には観測できないとされる仮説 上の物質 である。「ダークマター」とも呼ばれる。"人間が見知ることが出来る物質とはほとんど反応しない"などともされており、そもそも本当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままである。
こういうものの特集番組をTVで観たので、面白いな~と思って人に、
「ダークマターだ!」
と言えば、もちろん
「何それ」
と聞かれました。
「え~とね、暗黒物質で・・・目に見えないけど私達の周りに沢山あって・・・え~と・・」
と説明を始めたのですが、全く相手に伝わらず。
言葉を使って人に何かを理解させるって大変なことですね。
でももう35。しかも講座など開いてる者が人に伝えられないなんてこといけない。
大学で授業をしていると「上手く伝わっているのかな~わかってもらえたのかな~」と思うことだらけです。
35歳と18歳の間に広がるギャップは多く、描画の指導で繰り返し使う「ディテール」「テクスチャ」という言葉すら意味が伝わっていないことがわかったときにはもう3回目の授業だった!・・ということもあります。「センセ~、ディティールって何??」って即言ってほしいところですが、30席の静まり返った実習室ではなかなか聞けないですよね。18歳って恥ずかしがりだし。
だからってカタカナを日本語に置き換えて説明したら余計にわからなくなるな~と思うこともあり。
例えば、
「ピーマンを面取りして描く」と言うより、
「ピーマンをローポリみたいに描いてね」と言って伝わることもあります。両方わかる子もいるし両方わからない子もいる。やることを説明した後個別にわかったかどうか見て行くけれど、30人近くの個別指導とそこに前回欠席やらが加わると十分に個別の理解度や描画力を診断して記憶しておくことも完璧に出来ない。
毎年授業でわかるギャップに、更に毎年たった1年ではあるけれどさらにギャップは広がる。
とにかく言葉で全ての年齢の人にわかりやすく物を伝えられる言語能力を身につけねば。
で、占い師さんのブログやHPを見てみることに。
何故かと言うと、占い師さんは占った事を相手にわかりやすく伝えないといけないお仕事をされているから。
できるだけ安心感を持ってもらって納得してもらうための工夫があるはずです。
占いは専門用語も多そうだけど、それを使ってばかりの説明だと相手はくたびれるだろうから、それを易しい言葉に置き換える工夫をされているよね。きっと。そこから何か掴めるかもしれないしね。
・・で、見てみたけどそんなにすぐわかる「コツ」は拾えませんでした。けど、面白いことが書いてあったことがひとつあって・・・
日本人は「成功する」ことより「失敗しない」ことを望む
↑これに、少し「ふーむなんとなくわかる気がする」と思いました。
初段階の描画を教えていて思うのは、「失敗したらヤだから描かない」という行動が多いなということ。
アナログだから失敗するとそれを直すのが大変なんですよね。
でもこの「失敗をフォローする時間」に、普通に描画している時よりも数段能力はあがるのです。
フォローしている時のほうがプレッシャーも多く、手も脳もフル回転ですから。
「どうしよう、失敗しちゃった!直さないと!あ、もう時間無い。こうしてみよう、あ、だめだ。じゃ、こうしてみよう、あ、上手く行った、こうすればいいのか!」的に短時間で自分で自分に火をつけて進む。
デジタルはこれが少ないのですが、アナログ描画はこれがあるんです。
だから、失敗してほしいんだけど・・・。
とりあえず、このことを上手く18歳に伝えておこう。