バブル人VS氷河人 | 美しすぎる切り絵教室 横山夢(よこやまろまん)

バブル人VS氷河人


大人で乙女な切り絵教室 切り絵作家横山浪漫のブログ

こちらは切り絵教室神戸校の受講生さんの作品。

お年賀状の絵柄です。和と洋が調和して上品な仕上がりです。




年末にうろちょろしていたら、バブル時代のおじさんが現在の氷河期の流氷に乗っているお嬢さんに色々お話されているのを聞きました。


デザイナーになりたいけど面接がうまくいかない。何か職はないか探している、というお嬢さんにじゃあ紹介してあげると個人情報を聞き出していたのですが、今時ありそうなパターンですな~。と思いながら見ていました。



その人がどんな人か知らないし、ほんとに良い人で仕事くれるかもしれない。

(しかし私的には「仕事紹介するから一発やらせろ」が結果としてほとんどでしたので、担当した学生の女子にはそういったことも可能性があるから十分注意しながら20代を生きてねと言っています。)


バブリー時代の話はよく聞かされます。景気が良かった頃はこんなだった、という自慢のようなそうじゃないような話を。

就職に関しては、「面接の時間に何の連絡もなしに行かなかったよハハン」(それほど引く手数多だった。就職先なんかいくらでもあった)とか、「企業説明会に行ったらお土産山ほど貰ったフフン」とか。

まあとにかくお金は腐るほどあって、企業が腰を低くして学生をほいほい雇わせていただいてたという時代でした、という話で、「へー」として返事のしようがないのですが話している方は面白いらしく話はどんどん続きます。


景気が良い頃は誰でもリッチ。

でも学生は能力も身に付けずに(面接に行けない時は連絡するという常識すら身に付けず)横柄だし、大人は適当に来た者を何の選考もなく雇ってしまうような怠惰をしている。

リッチな時はそれはそれで問題や罪がある。


景気が悪くなり、バブル時に雇われた能力の低い人たちは一番に解雇され、能力がないために次の職も無いし苦しい境遇に置かれる。悪いときは悪いときで苦しむ人や問題が次々明らかになる。



人間はどんな時も問題を抱えている。

どんなに取り繕っても今日の苦しみは昨日の行いの結果なのである。



「今の子は大変だね~」

と訳知り顔で言う大人に、


「助けてください!」

という大人にならなきゃいけない子供が言っているのを見て、人間は救いようがないものなのかと考える。