塔の中でラプンツェルは
金の雨が降ってダナエは塔の中で懐妊。
ラプンツェルも塔の中で懐妊。
ギリシア・ローマ神話、グリム童話が好きです。怖い話を淡々と語っている活字のムードも好きです。
最近また初版グリム童話(抜粋)を読み返して面白い。何が面白いか?
こんな言葉はどうですか。
「お母さんが僕を殺し
お父さんが僕を食べ
妹が僕の骨を埋めた
キヴィック キヴィック!
なんて素敵な鳥だろ僕は!」
何のことだか知りたいですよね。
知りたいという欲求が人類を今日までにしてきたけれど、知りすぎて、知りたくないことまで知ってしまったわたしたちはそれでも毎日電気を使い、ガソリンを使い、キットカットを食べている。(ネスレは熱帯雨林の自然環境を企業利益追求のため破壊してきたそうです)
知っている愚かさと 知らない愚かさ
(知っていて何もしないのと知らないから何もできない)
どっちがよりバカなのかな。
バカといえば、馬鹿のハンス、というお話がグリム童話にあります。
それは馬鹿のハンスと呼ばれている男とお姫様が結婚することになるお話で、
姫は最初そんな馬鹿男を嫌っているのですが、ハンスが姫の望むものを何でも手に入れる力を持っているので最後は幸せに暮らしましたというお話です。
「世の中金ってこと?かな」
と思うしかない話です。私たちは物語に教訓を求めてしまいがちで、苦労の中を頑張れば最後に報われたり、悪いことをした者が最後にひどい目に遭う結果には納得するのですが、お姫様がかえるとの約束を守らずにかえるを「おまえなぞ死ねば良い」と思って壁にべちっ!っと投げつけたらステキな王子様になって幸せに結婚する話には「何が言いたかったの?」と戸惑います。ですが、世の中努力すれば夢が叶ったり、悪党に罰が当たったりするわけではないのですから、かえるの王子も馬鹿のハンスもいにしえからの賢しい教訓といえましょう。
グリム童話に挿絵を付けたいな。秋や冬はグリム童話を身近に感じます。
