死骸
もうすぐ。
もうすぐ京都で「2週間だけの本屋さんが開店します」、というテーマの展覧会がありまして、参加します。
11月16日からです。
今、豆本を作っています。
あーでもないこうでもない、と紙をくちゃくちゃいじっています。
小さな本の中に森や庭が作れないかなと思って。
ある詩人は鳩の羽根や切花にすら「死」を感じてそれらを冷たき骸と言いましたが、
紙で出来た蝶がテーブルにぽいっと落ちているのを見ていると、なんだか死んでいるみたいだな、と思えます。
詩人は、命の元から離れて漂っているがごときものに死を感じたのでしょうか。
紙でできたものにははなから命は無いのですが、軽く重なり合って静まり返っている様子には、打ち捨てられた死の匂いがしました。
