2日続きで本の話で恐縮ですが📚
部屋の掃除をしていたら、めちゃくちゃに懐かしいものが出て参りました。
どなたかご存知でしょうか?
『空想科学読本』
空想科学読本が生まれたのは1996年。 架空の世界の出来事であるアニメ・マンガ・ゲームの内容を現実の科学で検証するという「子どもの夢を壊す本」というキャッチコピーで、知的好奇心を大いにくすぐるその面白さからあらゆる世代に愛されてきました。
コンセプトは、基本的には「怪獣映画やSFマンガなどの空想科学作品で描写されている事象を実際の現代科学で再現すればどうなるか」を現実の物理法則にあてはめ、シミュレーションすることです。
ユーモアあふれる文や挿絵と科学的な検証が好評を博してベストセラーになり、続編、関連書も次々と出版されるようになりました。
・怪獣の身長と体重―ゴジラ2万t、ガメラ80t、科学的に適切な体重はどちらか?
・ヒーローの変身―仮面ライダーが瞬時に変身するのは、あまりにも健康に悪い!
・ヒーローの巨大化―ウルトラセブンが巨大化するには最低でも9時間半が必要だ!
・ウルトラ一本背負い―レッドキングを投げたウルトラマンは、自分自身が気絶する!
・ウルトラ水流―必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期に追い込む!
・100万度の炎―怪獣は10万度や100万度の火を吹く。実現したらどうなるか?
・地底戦車―ジェットモグラタンクは回転する棺桶である
あと、アルプスの少女ハイジから、ブランコの速度計算なんかもあったような気がします。
あの紐の長さ、標高だと空気の薄さ&速度で気絶するとかなんとか……
根っからの文科系にもかかわらず
この本を読んでいる間だけ、唯一楽しめた理科・数学……
町中華なんかに行って、本棚にこれが押し込まれていると大喜びしてしまいます。
美容室に置いてあっても間違いなく手に取ります
子供の夢は壊すかもしれませんが
大人の好奇心が満ちるので、本当にオススメです