【8.21 (sun) 12:00~ OMOTENASHI Cafe vol.1~ジブリがいっぱい~】
「風の谷のナウシカ」より ・緑の王蟲クレープシュゼット
おいしいと、美味しそうと、リアリティの狭間で、今日もアリエッティ店長は試作試作。
料理で喰っていけるようになりたくって、
思いのままに東京へ出てきた
19の初夏。
おお。こう書くと、なんだか小説みたいだwどうもこど店です。
地元・栃木ではなくて、わざわざ東京に出てきたのは、
参考にしたい飲食店の数の多さと、
「池波正太郎の舞台だから」
というちょっと変わった理由です。
池波正太郎とは、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」等の時代小説を執筆された方で、
有名なところだと、「必殺仕事人」の脚本をかかれた方でもあります。
学生時代に「鬼平犯科帳」をよく読んでいたのですが、
舞台である深川界隈からの東京の様子は、実際の地図と照らし合わせて描かれていることもあり、文字だけでも
「まるでその場所にいるかのように」
風景が浮かんでくるほど緻密に描かれています。
実際に池波正太郎が目にして、また、生まれ育って感じてきた環境を、
いつか大好きな作品になぞって歩いてみたい。(上京するまで、修学旅行以外で東京に来たことはなく、行きたいとも思わなかった田舎者です。)そんなことも考えつつ、栃木から家出してきました(沙*・ω・)
私が好きになる本や漫画は、「この作家さん、食べるの好きなんだろうなぁ。」と思える食の描き方をしていることが多く、池波正太郎も然り。
しかも、俗に言う「食通」と呼ばれるような、「いいものしか食べない」みたいな感じじゃなくって
洋食も食べるし、
カレーも食べるし、
なんだか、雑食ですw
作品に登場する旅籠や料理屋、朝食、甘味と。。。。その日の夕飯を左右するほど旨そうに描写する。
「うまけりゃ、いい。」
単に「自分好み」である
ことを、自身に止めているような、かしこまらない食事。それが、だからこそとっても美味しそうに感じる。
1990年。私が5才の時には、氏は享年されているので、
叶うことはないのですが、
もし、ロマンス食堂の料理を召し上がって頂ける機会があったなら。
「うまい。」っていって、“喜んでいただけるもの”をお出しできるように―――。
なんて、ふと考え、よく身を引き締めたりします。