こんばんは！
行政書士の下島です
初めてお仕事のお話をします
記念すべき第一回で何を話そうか
大変悩みましたが、
今までで一番多く経験した
遺言書作成業務について
お話をさせていただきます🙋♀️
遺言書作成業務について触れる前に、
本日は
「エンディングノートと遺言書は何が違うの？？」
というところから
お話をさせていただきます。
最近では
本屋さんでもよく見かけるようになった
エンディングノート。
沢山の種類の中から一冊手に取って
ペラペラ〜っとめくってみると、
家族に向けたメッセージ、人生観、
好きな食べ物や嫌いな食べ物、
趣味、特技、医療や介護のこと、
財産の記録、葬儀のこと、
飼っているペットのこと、
携帯電話やパソコンのデータのこと、
連絡先リスト…などなど、
書きたいことを
書きたいだけ書くことが出来ます
このように、
エンディングノートは形式にとらわれず、
自由に書くことができるものです。
お金をかけたくない場合は
本屋さんで買うことなく、
パソコンやスマホ、大学ノートを使って
オリジナルのエンディングノートを
自分で作ることだって出来ちゃいます
これまでの人生を振り返って
文章におこすことで、
これからどう生きていきたいか
考えるきっかけになりそうです
しかしながら、
エンディングノートは
法律上の効果が生まれないため、
死後の財産分けを指定しても
それを法的に従わせる（強制させる）
ことができません
その一方で、
遺言書は
決められた形式で書くことによって
法律上の効果が生まれるため、
財産分けについて
遺言書の内容に従わせることができます
大事なのは、
決められた形式で書くということです
遺言書の中でも
自筆証書遺言といって
自筆で書く遺言については
お金をかけずに作ることができますが、
不備があると無効になる可能性があるので
書き方が分からないときは
是非、専門家に相談してください
幅広い内容については、エンディングノート。
財産分けなど金銭的なことについては、遺言書。
それぞれにあった
使い分けをしてみてください😊
次回は、
「自筆証書遺言と公正証書遺言」
についてお話をさせていただきます
写真は、
私が習っているドラム🥁の先生が
飼っているネコの福ちゃんです
