どうも、ふむふむです。
今回は『「与える人」こそ成功する時代』(
自分の利益を第一に考える人(テイカー)、
お互いの利益のバランスを重視する人(マッチャ―)、
他人の利益を第一に考える人(ギバー)
この中で最も成功から遠い人はどのタイプでしょう?
そして最も成功する人はどのタイプでしょうか?
実は、遠い人もギバーだし、成功する人もギバーなんです。
他人の仕事や勉強を手伝うことで、
他人の事を大切にすることで他人から信頼され、
その分かれ目は、自己犠牲になるか、他者志向になるか、
自己犠牲のギバーは自分の資源を相手に渡すのみです。よって、
自分の仕事をする時間を他の人のことに使ってしまうなどして、
生産性が上がりません。では、どうやって成功に至るのか?
例えば、ある商品を他社に売り出したいとしましょう。
値段の交渉は、相手が安く買えば、自分は売り上げが上がらず、
損をします。これはゼロサムゲームです。
しかし、成功するギバーは相手にとっても、自分にとっても、
良い別の選択肢を提案するのです。例えば、そうですね。
例えば、その商品が楽器で、
全国の音楽団体の紹介の無料小雑誌を作り、広く頒布する。
興味を持った人たちが、
音楽教室は生徒が増えて儲かる。自社も楽器が売れて儲かる。
これを、
パイそのものを大きくするのだ。と言っています。
自分の利益と相手の利益は相反する概念ではないのです。
自分がどのタイプかは、仕事の仕方によく出るらしいです。
身内、家族に対してギバーとして振舞う人ならば、
仕事の場面でギバーになる人は、とても少ないらしいです。
ほとんどの人はマッチャ―として、自分が恩恵を受けた時だけ、
お返しをする、に留まります。
理想の形としては、ギバーから恩恵を受けたら、
他の誰かに親切にする。「恩送り」をすることです。
これにより、ギバーを中心とした相互利益のコミュニティーが
成立するのです。
非常に読んでいて、気持ちが晴れやかになる本だと思います。
ではまた。